「経済学」のニュース (581件)
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原油価格が暴落する可能性はあるのか。産油国や投機家の思惑
原油価格は、実際に原油を売る人と買う人の需給に加え、投機でも動きます。もっとも、投機は需給が逼迫しそうな時には買い、緩みそうな時には売る傾向があるでしょうから、多くの場合には需給による価格変動を拡大す...
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ビットコインとデジタル法定通貨の関係:アンチマネーロンダリングとプライバシーの狭間で(1)【実業之日本フォーラム】
ゲスト橋本欣典(チューリンガム株式会社COO)東京大学大学院経済学研究科金融システム専攻。日本取引所グループでは日本証券クリアリング機構にてクオンツとしてIRS、CDS、上場デリバティブ、現物株の証拠...
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「日本の財政赤字は小さ過ぎる」...読んで納得!MMT理論わかりやすい解説本
「日本の財政赤字は危機的な状況にある」と思われる人は多いのではないだろうか。そんな人が、本書「楽しく読むだけでアタマがキレッキレになる奇跡の経済教室【大論争編】」(KKベストセラーズ)を読めば、驚くこ...
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新型コロナ対策は効果があったのか 〜(独)経済産業研究所がオンラインシンポジウムを開催
独立行政法人経済産業研究所(RIETI)は、2021年12月23日(木)に第5回RIETIEBPMシンポジウムを開催しました。EBPM(EvidenceBasedPolicyMaking:証拠に基づく...
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【今日の一冊】価格の心理学
本書は、個々の商品やサービスに対してどのようにプライシング(値付け)したら最も適正な利益をあげられるか、架空の新商品「チョコレートポット」を軸に価格戦略について解説するものである。要約者にとって印象的...
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他人にやさしくない日本では「ベーシック・インカム」が現実的かもしれない
日本は「おもてなしの国」と言われ、自分たちもそう思っている。ところが、「世界人助け指数」では、日本は126か国中107位。また「国は貧しい人々の面倒を見るべき」と答えたのは、イギリス91%、中国90%...
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「輸出」の正しい読み方…重要な指標・輸出数量、韓国では正しく把握できない?
今月は、重要な需要項目のひとつである輸出について取り上げる。輸出は需要項目のなかでも景気を予想するうえで最も大切なものといえる。輸出が重要な理由としては、拡大していた景気が、輸出の不振により後退に転じ...
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もはやリモートはリアルの代替ではない...日本経済再生のチャンス!
新型コロナウイルスの感染拡大によって、周知のとおりだが、リモートワークが広がっている。それ以外にも、リモート面会や面接、オンライン営業なども進んできた。本書「リモート経済の衝撃」(ビジネス社)は、この...
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雪山で遭難した軍隊はなぜ生還できたのか
12月12日に発売し、度重なる増刷が続く入山章栄氏の最新刊『世界標準の経営理論』。本書は800ページを超える大作となっているが、初めから読む必要はない。ビジネスパーソンであれば、現実に起こっている事象...
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“お得な”「訳あり商品」に踊らされる消費者たち
「これこれこういう理由で、お安くなっています」という“訳(わけ)あり商品”を、よく見かけます。アウトレット品やB級品、不揃い、半端サイズ、色限定、箱にダメージあり、規格外野菜、ケーキの端切れなど、衣料...
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あの戦争が生んだ「東急+小田急+京急+京王」の巨大鉄道会社…井の頭線はなぜ京王へ?
戦争は企業を肥大化させる8月15日は終戦記念日であった。戦後74年目の同記念日を迎えた今年も、さまざまなメディアで多くの回顧記事・論考記事が掲載された。あの戦争――日中戦争、太平洋戦争、第二次世界大戦...
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明治に抜かれた立教が「脱MARCH」宣言で目指す「RJK」とは
「MARCH」の筆頭のはずが、明治大学に抜かれた。優等生的でスマート。故に「特徴がないのが特徴」ともいわれてきた立教大学に、改革をうたうトップが現れた。新リーダーは再逆転を果たすのか。4月に就任した郭...
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60年前と今、新商品“普及の仕方”は同じか?ロジスティック曲線とバス・モデルより読み解く
新型コロナウイルス感染症の拡大が始まってから1年以上経ちました。昨年4月に寄稿した記事では「感染が指数関数的に拡大する」とはどういうことかについて書きました。そして、それはある水準で頭打ちになるので、...
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ノーベル賞博士の理論で導き出した「危機感」の共有 社長がビジョンを語る本当の意味(大関暁夫)
今年もノーベル賞受賞者が発表される季節になりました。過去のノーベル賞受賞者で個人的に最も印象に残っているのが、アメリカの行動経済学者ダニエル・カーマン博士です。カーマン博士の受賞理由は、行動経済学と実...
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関西電力、悪しき因習と情実人事…32年前の“2.26事件”から考える血族支配と私物化
関西電力の役員ら20人が福井県高浜町の元助役から金品を受け取り、ついに関西電力ツートップが辞任にまで追い込まれた問題。なんでもかんでもコンプライアンスにひっかかるこのご時世に、あからさまな金品受領など...
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投資家は自分の脳と仲良くできるか
※本記事は2011年7月15日に公開されたものです。ニューロ・ファイナンスニューロ・エコノミクス(神経経済学)、ニューロ(神経)・ファイナンスと呼ばれる分野がある。それぞれ、経済学やファイナンス(金融...
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組織力の低下にどう向き合うか。神戸大学大学院×ニトリから学ぶ、次世代リーダーの採用・育成法とは
さまざまな変化が、新型コロナウイルスにより起きました。オンラインによるリモートワークはその代表ですが、物理的な環境だけではなく、働くことの価値観にまで影響を及ぼしており、個人と企業の関係性にズレや違和...
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[注目トピックス 経済総合]コラム【新潮流2.0】:思い込み(マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆)
*09:11JSTコラム【新潮流2.0】:思い込み(マネックス証券チーフ・ストラテジスト広木隆)◆先日、日経新聞に邦訳が載ったマーティン・ウルフ氏のコラムを読んでひっくり返るほど驚いた。「歴史は繰り返...
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なぜ私たちは、いつもネットオークションで損するのか?採るべき最適戦略はこれだ
インターネットのおかげで、一般の人でもオークションに手軽に参加できるようになりました。Aさんは、ずっと探していたフィギュアが、新品同様のコンディションで5000円で出品されているのを見つけました。これ...
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超奇跡! MMTはジブリで分かる!
◆奇跡の経済理論、登場!徳間書店初代社長・徳間康快2019年、わが国では消費税率が10%に引き上げられました。消費税とは読んで字のごとく、消費することの負担を重くする性格の税。つまりは景気を冷え込ませ...
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「投資で損をする理由」…じつは知識不足だけが原因ではなかった!
「やはり投資は簡単にいかないから、もっとちゃんとお金の勉強をしなきゃ」といってファイナンシャルプランナーなどの勉強を始める人もいますが、じつは、損した理由はお金の知識不足だけではありません。この記事で...
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今の仕事に自分自身でコントロール感を持てないなら、本気で転職を考えないとマズい理由
「100年後には、我々は週に15時間程度だけ、働くようになっているはずだ」こう予言したのは、ジョン・メイナード・ケインズです。ケインズとは、20世紀前半に活躍したイギリスの経済学者で、マクロ経済学を確...
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なぜ失業率低下でも雇用環境が悪化?大量の「求職活動断念者」「不本意非正規雇用者」
はじめに雇用環境を示す最も代表的なデータに失業率があり、日本の失業率は総務省「労働力調査」の中で公表される。そもそも失業率とは、労働力人口に占める失業者の割合と定義され、労働市場における需要と供給のバ...
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「室町時代はまさに新自由主義」 お金の流れから見える織田信長の“本当の業績”とは?
経済的視点から時代を読み解くことによってわかる、信長の経済政策の歴史的意味とは?『経済で読み解く織田信長』(KKベストセラーズ刊)の著者・上念司さんにお話を聞いた。――歴史を経済的視点から読み解く上念...
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人身売買を生む格差を縮小するには「良い資金の流れ」が不可欠
「人身売買」と聞くと、「オークションのように人間の臓器などを売買する話で、日本ではあまり関係ないのでは?」という方もいらっしゃるかもしれません。しかし実際は、ブラック企業の無賃労働のように「良い仕事が...
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実は怖い「同一労働同一賃金」 正規も非正規も幸せにならない理由
昨年(2020年)4月から始まった「同一労働同一賃金」。今年4月からは中小企業にも施行されることになりました。今回は日本の働き改革のメインコンテンツでもある、同一労働同一賃金について考えていきます。今...
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九州独立説も? 今の日本人が知らない「日米同盟」の成り立ちとは
九州独立説も? 今の日本人が知らない「日米同盟」の成り立ちとは。「賢者は歴史に学ぶ」という言葉があるが、私たちが歴史を学ぶ意味とは一体何だろうか?一つは今を生きる私たちが過去の歴史から、自国が生き残る可能性を探り、進むべき未来の針路を定めること。もう一つは、歴史を...
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山一証券破綻20年目の深層、非公開資料と元社員の証言で判明
1997年11月、山一証券と北海道拓殖銀行が相次いで破綻し、国民に大きな衝撃が走った。それから20年、本誌が当局関係者から独自に入手した非公開資料と元社員の証言によって、山一が破綻に至った深層が明らか...
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やってはいけないタイミング投資!なぜ人は投信で失敗するのか?
突然ですが、投資信託で資産運用をされている皆さんは、きちんと「成果」を出していますか。新型コロナウイルスの終息が見通せず、株式市場が上げ下げを繰り返す中、「タイミングを狙ってスポット購入してみたけれど...
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良い財政政策、悪い財政政策…各国が財政出動競争の一方、日本だけ国民負担増の施策
各国の財政措置米中通商摩擦の影響が世界経済の悪化をもたらすなか、世界各国で財政措置による景気対策が相次いでいる。主要国における財政措置の規模を概観すると、米国と中国の規模が他国を圧倒して大きいことがわ...