「経済学」のニュース (574件)
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宝くじを買う人と、保険に入る人に共通する「錯覚」とは?
年末ジャンボの季節ですね。宝くじは相変わらず人気があるようです。宝くじの期待値は大幅なマイナスです。期待値というのは当たる確率と賞金額の掛け算した値から購入費用を差し引いたものなのですが、「確率から考...
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なぜ韓国経済は、コロナ禍による落ち込みが軽微だったのか?「設備投資」から読み解く
今月は重要な需要項目のひとつである韓国の設備投資について取り上げる。設備投資も個人消費と同様、3カ月ごとであればGDP統計をみればよいが、毎月の動きをきめ細かく把握する場合は、設備投資指数をみることが...
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衆議院の議席配分、大幅に変更、2075年に「30増30減」?東京は15増、関西圏は増加せず
人口減少が急速に進むなか、選挙制度で最も大きな懸案になっているのが「一票の格差の是正」である。2014年・15年の衆議院選挙では一票の格差が2倍以上であったことから、最高裁は違憲判決を下した。このよう...
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「大学はコスパが悪い、行く価値なし」という主張がなぜ間違いなのか
「高学歴はコスパが悪い!」「そもそも大学に行くこと自体がムダ」SNSでは一部のインフルエンサーからこうした意見が取り上げられているのを見ることがあります。筆者の見解を先に言えば「確かに大学進学は高額で...
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当選確率は「2000万分の1」!?それでも宝くじが買われる理由とは。
2020年もあとわずか、今年も「年末ジャンボ宝くじ」の季節がやってきました。毎年多くの人が宝くじ売り場に並んでいるのを目にします。にもかかわらず、高額当選を経験する人はほんの一握り。ほとんど当たらない...
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圧倒的世界シェアのTSMC、なぜ今、日本に拠点を設置?日本の半導体関連企業との関係強化
5月31日、経済産業省は「ポスト5G情報通信システム基盤強化研究開発事業/先端半導体製造技術の開発(助成)」に関する情報を公開した。それによると、茨城県つくば市に世界最大のファウンドリー(半導体の受託...
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「東レ」の高い炭素繊維技術、脱炭素進む世界で注目度高まる…変化に適応し続ける経営戦略
近年、世界全体で脱炭素への取り組みが本格化している。2020年10月、菅義偉首相は「2050年カーボンニュートラル」を宣言した。また、今年4月に政府は、2030年度に温室効果ガスを2013年度比46%...
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大卒が高卒より給料が高い理由は2つある
大卒の給料が高卒より高い理由について、久留米大学商学部の塚崎公義教授が経済学の観点から解説します。*****大卒の給料は高卒より高くなっています。それは、なぜでしょうか。「大学が学生を成長させるから」...
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【今日の一冊】Think Smart
どうすれば成功を収め、幸福になれるのか。誰もが知りたいであろう、この究極の問いの答えは未解明なのだという。ただし、拍子抜けする必要はない。何が人々の成功や幸福を遠ざけるのかを知り、先手を打っておくこと...
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追加で一律の現金給付を! 「バラマキ」こそが日本を救う!?
アフターコロナの日本経済を活性化するためには、政府が膨大な現金をばらまいて需要を喚起し、緩やかなインフレ好況状態をつくり出すことが必要だ、と主張する経済学者の本が出た。本書「『現金給付』の経済学」(N...
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米国中央銀行=FRBという陰謀…大銀行と政府の既得権益を守る組織の正体
米連邦準備理事会(FRB)は10月30日、政策金利を0.25%引き下げ、7月、9月に続く3回連続の利下げに踏み切った。中国との貿易戦争のリスクを警戒し、金融緩和で景気悪化を未然に防ぐという。連邦準備理...
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【今日の一冊】学び方の学び方
最初から「勉強が得意な人」というのはあまり多くないだろう。しかし学生の間はもちろん、社会人になっても勉強の機会は多い。本書はタイトルの通り「学び方の学び方」を指南するものであり、どんな学びにも応用でき...
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「ベルリンの壁崩壊」を知らない米国の若者、「社会主義」への憧れ強まる…内容と背景
米国の大統領選挙は、投票日まであと1カ月あまりとなり、トランプ・バイデン両陣営の活動がヒートアップしているが、今回の大統領選挙の序盤はまったく様相を異にしていた。今年始めの民主党大統領候補の指名争いで...
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サーフィンと空冷ポルシェを組み合わせたイベント「ペトロ-サーフ」を立ち上げるまで
ケン・ヘイクは、呼吸をするようにサーフィンを楽しんでいる。サーフィンと同様に1987年ポルシェ911カレラ3.2も愛している。彼はポルシェとサーファーのための特別なイベント「ペトロ-サーフ」を立ち上げ...
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インデックスファンドから個別株への「リレー投資」
個別株投資2つの悩み筆者は、ここのところ個人に対して提案できる個別株投資のポートフォリオで「趣味」と「合理的資産形成」を両立させる方法を模索している。率直に言って、インデックスファンドに投資するのと、...
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新型コロナのワクチン接種無料化、公費で負担するメリットは何?
政府は新型コロナワクチンの無料化を検討しているようです。副作用が少ないワクチンの開発が前提ではありますが、ぜひ採用して欲しいと思います。無料化しないと「接種すべき人が接種しない」ケースが多発すると懸念...
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【第12回】昭和金融恐慌と投資
この記事は、連載シリーズ「歴史的な視点で経済、市場を学ぼう」の第12回で、2021/4/23(金)配信「【第11回】日本の近代化と株式市場」の続きです。1.1927(昭和2)の銀行の取り付け騒動前回は...
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昭和電工の技術、中韓・台湾が争奪戦…TSMCの急成長に不可欠な存在、確固たる協力関係
2020年の秋口以降、世界経済全体で半導体不足が深刻だ。需要に対応すべく、世界最大のファウンドリーである台湾積体電路製造(TSMC)は、最先端の回路線幅5ナノメートルの半導体製造に加え、次世代、次々世...
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「仕事のやる気が出ない…」その理由は、同僚の給料を知っていることにアリ!?
「仕事の生産性が上がらない…」、「集中力が続かなくて仕事が進まない…」とお悩みの方はいらっしゃいませんか?仕事の生産性が上がらない原因はあなた自身の仕事の能力ではなく、もしかしたら心理的な要因のせいか...
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ジンバブエ、ムガベ大統領が“モンスター”になった理由とは? [橘玲の世界投資見聞録]
はじめての場所を訪れると、その国の歴史や文化、社会について知りたいと思うようになる。ジンバブエのことは「独裁者が超ハイパーインフレを引き起こした国」という程度の知識しかなかったのだが、調べてみると、そ...
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週一で本屋に通う私が選ぶ!3月の新刊ビジネス書・おすすめ10冊!
3月のおすすめの新刊ビジネス書は?最低でも週に1回、多いときは週に2~3回は本屋に足を運び、ビジネス書の新刊をチェックすることが習慣となっている私。表紙や冒頭文を見て気になった本は、片っ端から人より評...
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年末年始でじっくり考えたい、山崎元からの5つの宿題
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー■アンケート連動企画停止のお知らせとお詫び 本企画は、読者の皆様に資産形成について再考いただくことを趣旨とし、記事とアンケートを連動させ、アンケートに...
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寿司屋で「梅」より高価な「竹」を多く売る方法…アンカリング効果の活用より検証
皆さんは同じ長さの直線が矢の向きによって異なった長さに見える「ミュラー・リヤー錯視」を見たことがあるでしょう。これは本来、直線とは無関係な矢印の向きが、人間の知覚を惑わしているのです。多くの錯視は、物...
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【今日の一冊】MMT現代貨幣理論入門
いまMMT(ModernMoneyTheory、現代貨幣理論)が注目を集めている。MMTは基本的に「自国通貨を発行できる政府は、財政赤字や債務比率を気にすることなく、躊躇なく財政出動するべきだ」という...
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ウィズコロナでも原油相場が暴落しない理由!
●まさに“終わりが始まった”コロナの時代。アフターコロナの到来は数十年後!?●ESG、SDGs、米国のパリ協定復帰の可能性。原油相場にのしかかる新たな複数の重石●原油市場には、下落要因を相殺するだけの...
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繊維メーカー「日清紡」、半導体メーカーへ変貌…ニッチな市場でシェア獲得狙う強かな経営
米中対立や世界経済のデジタル化の加速、および火災や寒波による日米での半導体工場の一時操業停止の影響などによって、世界全体で半導体が不足している。一例が、スマートフォンの作動を支えるアプリケーションプロ...
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米国経済を迅速に正常化させた高圧経済政策、日本で導入を拒む政府と日銀のアコード
金融・財政政策のポリシーミックスコロナショックの収束を目指してきたバイデン米政権下で、金融・財政政策のフル稼働が続いたことにより、米国経済は世界に先駆けて金融政策の正常化に向かいつつある。この背景には...
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今の円安は危険、日本円からの逃避で国力低下?1970年代の貧しさに逆戻り
為替市場で円安が進んでいる。米国の金利上昇やインフレ懸念を背景とした動きであり、本来なら円高になってもおかしくない。一般的に円安は日本経済にとってプラスとされるが、今回の円安が日本円からの逃避の始まり...
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ガソリン価格上昇時の減税策・トリガー条項、なぜ発動されず?発動時の影響を試算
はじめにガソリン価格が一定以上の水準で上昇した場合に自動的に税率を下げる「トリガー条項」は、東日本大震災の復興財源の確保に支障をきたすとして発動は凍結されている。そもそもトリガー条項とは、総務省が発表...
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空き家に住み込んでDIY! 家がない人に住まいと仕事を「Renovate Japan」
住まいのない人と日本の空き家を結びつける新発想日本の相対的貧困率(その国の大多数の人々の文化・生活水準と比べて貧しい状態にある人の割合)は15.7%(2018年厚生労働省国民生活基礎調査の概況)と、国...