
シャルトリューは美しいブルーグレーの毛を持つ猫種の1つ。ロシアンブルーやコラットと並んで、猫のブルー御三家とも呼ばれています。
シャルトリューとの生活へ一歩踏み出す前に、あらゆる疑問を解消しておきたいものですね。
性格や特徴、かわいい子猫の価格相場をチェックし、安心してシャルトリューとの暮らしに臨みましょう!
目次
- 1 画像あり!シャルトリューはブルーグレーの毛が魅力的な猫!
- 2 シャルトリューの子猫の値段や価格相場ってどれくらいなの?
- 3 シャルトリューを買うならブリーダー、ペットショップ、里親のうちどれ?
- 4 シャルトリューはおとなしい?賢い?いったいどんな性格なの?
- 5 シャルトリューの特徴!鳴き声や目の色は?抜け毛は多いの?
- 6 シャルトリューと似ている、ブリティッシュショートヘア、ロシアンブルー、コラットとの違いは?
- 7 シャルトリューの大きさはどれくらい?知っておきたい体重と寿命!
- 8 シャルトリューがかかりやすい病気にはどんなものがある?
- 9 シャルトリューの飼い方や飼う時の注意点は?
- 10 シャルトリューと相性が良いのはこんな人!
画像あり!シャルトリューはブルーグレーの毛が魅力的な猫!
こちらの画像がシャルトリューです。毛の色はこの輝くようなブルーグレーのみ。この見事な毛色に心惹かれている人も多いのではないでしょうか。
シャルトリューの起源にはさまざまな説がある
もともとシャルトリューが暮らしていたのはフランスです。古い書物に記述が残されていることから、16世紀には既にいたのではないかと推測されています。
ですが、500年という時を隔てているため、猫の起源を特定するのは困難です。
シャルトリューという名称は、以下のものに由来するのではないかという説があります。
- イタリアに近い国境付近の地名
- キリスト教修道院の施設名
- 修道士が作ったリキュールの名
- スペイン産ウールの名
また、猫のルーツについても複数の説があります。
- 修道士がアフリカから持ち帰った猫
- 十字軍がペルシア遠征から連れ帰った猫
- 商人がシリアから持ち込んだ猫
現在では起源を明らかにすることができず、謎めいています。ただ、フランスで長く愛されてきた猫ということだけは確かですね。
フランスで愛された!シャルトリューの歴史
「原産国フランス」という猫は、このシャルトリューだけです。
しかし、分かっている限りの歴史を見ると、いつも順風満帆だったわけではありません。2度の世界大戦のあった時代には、品種の存続が難しい事態を迎えています。
戦争という厳しい時代にペットを飼う余裕が失われていったことが、理由の1つ。更に、美しさと防水性を兼ね備えた毛が、なんと毛皮利用という形で愛されてしまったためです。
こうした品種の危機を、ペルシャ猫やブリティッシュショートヘアとの異種交配により脱しています。
故郷フランスでは元大統領や作家など著名人に深く愛されたことでも有名なシャルトリュー。
「フランスの宝」あるいは「生きたフランスの記念碑」といった呼び名を持つことからも、大切にされているのがわかりますよね。
シャルトリューの子猫の値段や価格相場ってどれくらいなの?
かのフランスで愛された猫を自宅に迎えられたら素敵ですね。購入するには、どれくらいの予算を組んでおけばよいでしょうか?
シャルトリューの価格相場をチェックしてみましょう。
子猫 | 成猫 |
---|---|
10万円~30万円 | 3万円~15万円 |
このように子猫と成猫では価格相場が異なります。これはやはり子猫の需要が高いためで、売れずに残ると次第に価格が下がるからです。
また、子猫だけを見ても上から下までかなり値段の幅がありますね。シャルトリューの販売場所や容姿が価格に影響するためです。
シャルトリューを買うならブリーダー、ペットショップ、里親のうちどれ?
シャルトリューの販売場所といったら当然ペットショップじゃないの?と考える人も多いかもしれません。でも、猫の品種によってはブリーダーや里親で入手することもできます。
シャルトリューに関しては3つのどの方法でも可能。ただし、どれがよいかは人によって違います。
すぐにでも買いに行けるペットショップ
専門店のほかに、ショッピングセンターやホームセンターにも入っていることがあるペットショップ。ごく身近に存在するペットショップのメリットをあらためて振り返ってみると…。
- すぐにでも買いに出かけられる
- ほかの猫種と比べられる
- 猫に必要なグッズが購入できる
こんなところが浮かび上がってきます。とても気軽にシャルトリューを引き取れそうですよね。ただ、デメリットがないわけではありません。
- シャルトリューが並んでいない場合がある
- 猫の値段がわりと高め
- 社会性の学びが不十分
多くの猫種を扱っていることがメリットでもあり、デメリットでもあります。
シャルトリューという猫種がペットショップに必ず並んでいるかといえば、ちょっと微妙。訪ねていくのは簡単でも、購入に至るかどうかはわからないんです。
また、いたとしても値段は高め。相場の中でも20万円~30万円という上の方の価格帯になってしまいます。
その場で産ませたわけでなく仕入れという手続きを踏んでいる以上、値段が高くなるわけです。
ブリーダーなら好みのシャルトリューを選びやすい!
ブリーダーという名称は聞いたことがあるものの詳しく知らない、という人が多いのではないでしょうか。
ブリーダーは猫を繁殖させ子猫を育てているところですが、直接購入することも可能です。
シャルトリューをブリーダーで買う際のメリットはこちら。
- 成猫になった姿を確認できる
- 経験を積んだ人の話が聞ける
- 猫の値段が比較的安い
ブリーダーを訪ねていけば、シャルトリューの親猫や育てているプロに会えるところがメリットでしょう。
仕入れを介さないので、値段は10万円~と安め。でも、血統がよくて特別容姿に優れたシャルトリューだと、ぐんと高くなります。
逆に言うと、予算と折り合いをつけながら好みの猫を選べるということですね。
ただ、ブリーダーもよい点ばかりではありません。
- いきなり訪問するのはNG
- 近場にないかもしれない
- シャルトリュー以外を選べない
やはり店舗とは違うので、連絡を取ったり遠方へ出向いたりといったそれなりの覚悟が必要です。それに、行くからには「飼う猫はシャルトリュー」ともう心を決めておくべきですね。
里親では選択の幅があまりない
猫を手放すつもりの人と飼いたい人とを結びつけるのが里親制度です。保護された迷い猫なども含まれます。
里親でシャルトリューを探すメリットは主に以下の3つ。
- 費用が大幅に抑えられる
- 年齢的に性質が落ち着いている
- しつけの手間がかからない
大抵の場合猫に売値がつけられていないので、大きな支払いは生じません。とはいえ、ワクチンの接種代や去勢・避妊手術費用は必要なことが多いので、頭に入れておいてください。
一方、デメリットとして考えられるのは、こちらです。
- 子猫の時代が終わっている
- シャルトリューが出る割合は少ない
- 血統書つきの猫ではない
譲り渡すという制度上、必ずしも希望通りの月齢や猫種が出るとは限りません。
「血統種でなくてもまったく気にしない」「急がずゆっくり探したい」という人は、時折サイトでチェックしてみるとよいですね。
3つの方法にはそれぞれ利点、欠点があります。
それを十分理解した上で自分の予算がいくら取れるか?月齢や容姿に希望はあるか?といったことを検討すると、満足のいく結果が得られるのではないでしょうか。
シャルトリューはおとなしい?賢い?いったいどんな性格なの?
上品で落ち着いた毛色を持つシャルトリュー。見るからに、おとなしくて賢そうですよね。でも、実際のところはどうなのでしょうか?
同じ家庭内での暮らしがうまくいくかどうか、シャルトリューの性格を確認しておきましょう!
忍耐強くておとなしい性格のシャルトリュー!
シャルトリューは忍耐強くて穏やかな猫種。多少のトラブルがあってもすぐに攻撃的な行動には出ない、おとなしい性格です。
この我慢強い性格は、シャルトリューの歴史上苦難の道を歩んできたからではないか?とも言われています。
猫とのつきあい方に慣れていない初心者や子供たちとも自然と距離を縮めていけるでしょう。ほかの猫を相手に激しいケンカとなることもあまりないようです。
まるで犬のよう!?シャルトリューは従順で賢い
シャルトリューのクールなカラーに「賢いのでは?」という印象を抱いた人もいるでしょう。その印象、当たっています。
シャルトリューは、飼い主さんが話すことや行動、状況などを的確に読み取るところがあるため、まるで犬のようと評されています。
人に従順なタイプでもあるので、難なくしつけをしていけるはずですよ。
ただ、頭の良さが想定外のいたずらとなって現れる場合もあるので、触られたくない物の置き場には気をつけてください。
シャルトリューは元気に遊ぶことが大好きな性格
シャルトリューが穏やかな性格とはいっても、走ったりじゃれついたりして遊ぶことは大好きです。
フランスでは、家猫としてネズミ捕りに活躍していた時代もあったのだとか。すばやい動きが必要なハンターとして優秀な過去があったんです。
猫じゃらしやネズミを模したおもちゃを見ると、そんな活発な性格が前面に出てくるのかもしれませんね。用意してあげると、無邪気に遊ぶ様子を見せてくれますよ。
シャルトリューの特徴!鳴き声や目の色は?抜け毛は多いの?
さて、今度はシャルトリューの特徴に注目してみましょう。シャルトリューの毛色はブルーグレー1色のみで明らか!もちろん特徴はそれだけではなく、他にこんなにもあります。
- 体つきはがっしり
- 抜け毛が多め
- 微笑んだような顔
- 目の色は複数ある
- 小さな鳴き声
興味深い特徴について、もっと知識を深めておきませんか?
がっしりした体つきのシャルトリュー
シャルトリューは力強い骨格と発達した筋肉を持ち、しっかりとした体つきをしています。胸回りや肩に幅のある丸っこい胴体に対し、首と足は短め。安定感があるのが特徴です。
その割に足は細いので、体全体を見た印象として「爪楊枝かマッチ棒が突き刺さったジャガイモ」という表現がされています。
短毛でもシャルトリューの抜け毛は多め
短毛だから抜け毛が少ないと油断しがちですが、実のところシャルトリューの抜け毛は多めです。
かつてフランスで毛皮に用いられていたというシャルトリューの毛は滑らかでふかふか。細い毛の生え方をよく見ると、密度が高くて毛と毛の間が詰まっているのです。
それだけ抜け毛も出るので、普段からのケアが必要です。
シャルトリューは愛嬌のある顔つき
短い首の上にのったシャルトリューの顔は、親しみを感じさせるような愛嬌があります。
その秘密は、微笑み!丸く輪郭を描いた頭部にすっと鼻先が伸びているため、口端がきゅっと持ち上がっているように見えるのです。
本当に笑っているわけではないけれど、人間の方も優しい気持ちにさせてくれる表情ですよね。
シャルトリューの目の色は1色じゃない!
毛の色はみんな同じシャルトリューですが、目の色は1色だけではありません。丸くて大きな目の色には、ゴールドやカッパー(銅)、オレンジなどの種類があります。
色合いに含まれる輝きは子猫から成長するにつれていっそう増してくるということなので、楽しみですね。
シャルトリューの鳴き声は控えめ
頼りがいのある体つきに似合わず、シャルトリューの鳴き声は控えめです。そして、むやみやたらと鳴くことはありません。
声量が小さいだけでなく、鳴く頻度も少ないというわけですね。
隣りの住宅がよほど近い距離でなければ、鳴き声の迷惑を心配することはないでしょう。
シャルトリューと似ている、ブリティッシュショートヘア、ロシアンブルー、コラットとの違いは?
毛色を見れば、シャルトリューだと一目瞭然!…と思いきや、ブルーグレーの毛が魅力の猫はほかにもいます。代表的な猫は、ブルー御三家の残り2種ロシアンブルーとコラットです。
また、シャルトリューの異種交配に用いられたというブリティッシュショートヘアも雰囲気が似ています。
この4種を見分けるポイントはどこにあるのでしょうか?まず、違いを表にしてみました。
シャルトリュー | ブリティッシュショートヘア | ロシアンブルー | コラット | |
---|---|---|---|---|
容姿 | ![]() |
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体つき | がっしり 中型 |
がっしり 中型 |
ほっそり 中型 |
やや丸み 小型~中型 |
毛の生え方 | ダブルコート | ダブルコート | ダブルコート | シングルコート |
毛色 | ブルーのみ | 複数 | ブルーのみ | ブルーのみ |
顔立ち | 微笑みのある丸顔 | 丸顔 | すっきりした顔立ち | ハート型の輪郭 |
目の色 | 複数 | 複数 | グリーンのみ | 複数 |
購入のしやすさ | ![]() |
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シャルトリューとブリティッシュショートヘアの違いは毛色
以前はブルーだけしかいなかったブリティッシュショートヘア。現在はさまざまな毛色タイプがいる点で、シャルトリューとは違います。
それにしても、かつて交配でシャルトリューの危機を救ったというだけあって、ブリティッシュショートヘアのブルーはシャルトリューとそっくり。
異種交配されていた時代には混同され、シャルトリューと呼ばれていたほどだそうですよ。
シャルトリューとロシアンブルーの違いは体つきと目の色
がっしりと丸い体つきのシャルトリューに対し、ロシアンブルーの体格はもう少しスリム。それにともなって、顔立ちもすっきりとしています。
また、ロシアンブルーに認められている目の色は、エメラルドグリーンだけです。黄色系の多いシャルトリューの目の色とは明確に区別できます。
シャルトリューとコラットの違いは毛の生え方と体格
コラットの体つきはやや丸みを帯びているものの、見た目にシャルトリューほどの重量感はありません。体格そのものもシャルトリューより少しばかり小柄です。
それに、タイ出身であるコラットの毛の生え方は、構造がシンプルなシングルコート。毛が2層となっているダブルコートのみっちり感とは異なります。
ちなみにコラットは、日本にブリーダーが少なく購入しづらいのが難点です。
シャルトリューの大きさはどれくらい?知っておきたい体重と寿命!
引き取る時には子猫でも、シャルトリューも徐々に成長していきます。
成猫となったシャルトリューの大きさは、具体的にどれくらいなのでしょうか?また、シャルトリューは何年くらい生きる猫なのでしょうか。
シャルトリューの平均体重は2.8kg~6.4kg
中型の体型と言ってもちょっとわかりにくいですね。体重の数字で見てみると、これくらいです。
オス | メス |
---|---|
4.3kg~6.4kg | 2.8kg~4.0kg |
平均すれば一般的な猫と変わりない数字です。
でも、オスとメスの体重差に開きがあるのが特徴で、オスはメスより大きく育っていきます。そして、オスが成猫サイズになるまでには、それだけ余計に時間もかかるようです。
シャルトリューの平均寿命は12年~15年
さて、心配なシャルトリューの平均寿命ですが、調べた結果はこちら。
猫全体の平均寿命15年とそれほど違いはありません。もちろん平均というからには、これより短くも長くもなりえますよ。
健康管理を万全にして、大事なシャルトリューと少しでも長い年数を一緒に暮らしていきたいですね。
シャルトリューがかかりやすい病気にはどんなものがある?
飼い猫となったシャルトリューの健康状態は、飼い主さんが見守っていく必要があります。
比較的丈夫とは言われているものの、シャルトリューにもかかりやすい病気がいくつかあります。
その病気とは、主にこの4つ。
- 多発性のう胞腎
- 膝蓋骨脱臼
- 熱中症
- 皮膚病
前もって病気について知っておけば、早めの対処ができるかもしれません!
多発性のう胞腎
多発性のう胞腎とは、腎臓に細かな袋が多数できる病気です。袋に液体が溜まっていくことで徐々に腎臓機能が低下していきます。
予防や治療法のない難病ですが、早期発見できれば症状を和らげることや延命は可能です。遺伝性の疾患であり、ペルシャとの交配が背景にあるとされています。
多飲や多尿、息切れ、食欲不振、体重の減少
膝蓋骨脱臼
膝蓋骨とは膝のお皿部分のこと。この膝蓋骨がなんらかの原因により本来の位置からずれてしまった状態のことを膝蓋骨脱臼と言います。
高所からの落下や激しい衝突、転倒などが主な原因です。犬より発症率の少ない猫ですが、なりやすい猫種もいます。
すねの腫れ、足の震え、足を引きずる、足に触るのを嫌がる
熱中症
高温多湿の環境におかれることで、急激に体温が上昇して発症します。特に日中留守になる場合は注意が必要です。
毛の間隔が詰まって生えているシャルトリューは、体表の熱を逃がしにくく暑さに弱いタイプです。
激しい呼吸、ふらつき、嘔吐、下痢、よだれ
皮膚疾患
皮膚の蒸れや汚れ、ノミダニ、アレルギーなどさまざまなことが原因となって皮膚疾患を起こします。
毛量の多いシャルトリューの体表は、蒸れがこもりやすく汚れが落ちにくい傾向にあります。また、それはノミやダニにとって過ごしやすい環境となりがちです。
皮膚のかゆみ、痛み、炎症、湿疹
日頃からわずかでも愛猫と触れ合う時間を作り、ちょっとした変化を見逃さないようにしましょう。
注意すべき症状が見られたら、できるだけ早めに動物病院で受診するよう心がけてください。
シャルトリューの飼い方や飼う時の注意点は?
シャルトリューを飼う上で、どのようなことに注意すればよいのでしょうか?大きなポイントを3つ挙げてみます。
- しっかり遊んで触れ合い、肥満対策にも気を配る
- ブラッシングで定期的に毛のケアをする
- 春から夏の暑さ対策を万全にする
元気よく活動したがるシャルトリューにはおもちゃなどを用意して、しっかり遊びの相手をしてあげるとよいですね。
触れ合いで互いのストレス解消になるだけでなく、肥満対策からケガ予防にもなります。
また、定期的にブラッシングしてあげることを忘れないでください。
抜け毛を取り除いてあげることで皮膚の健康を保ちやすくなる上、毛玉症(グルーミングで毛を飲み込み、お腹に溜める症状)予防にも効果的です。
気温が上がりかけたら、エアコンの稼働や冷感マットで暑さ対策をしてあげましょう。飲み水の準備も忘れずに。
シャルトリューが苦手な暑さをやり過ごせるよう、手助けしてあげてください。
シャルトリューと相性が良いのはこんな人!
現実に猫との暮らしが始まってから、トラブルとなるのは避けたいですよね。でも、シャルトリューと相性が良い人なら心配いりません!
あなたは下の項目に当てはまっているでしょうか?
- 初めて猫を飼う人
- 子供のいる家庭
- マンション住まいの人
- 世話好きでマメな人
- アレルギーのない人
賢さや忍耐強さを持つシャルトリューは、初めて猫を迎えるという人も子供のいる家庭でも心配なく飼えます。
それに鳴き声が大きくないので、マンション住まいの人にもおすすめ!もちろん広い一軒家ならなおのことOKで、幅広い世代や環境に受け入れやすい猫種です。
シャルトリューの毛はモフモフで触り心地のよいのが特徴ですが、猫の健康のためにもお手入れが苦にならない人の方がよいでしょう。
また、飼い主さん側の健康としては、アレルギーのない人の方が安心です。
古くからフランスにいたというシャルトリューは、美しいカラーの毛でブルー御三家の1つに数えられています。
御三家のコラットやロシアンブルーとは似た色でありながら体つきや毛の生え方が異なり、また違った魅力に満ちた猫です。
性格は極端な人見知りや荒々しさがなく、バランスのよいタイプ。子供やほかの猫ともうまく付き合っていけるでしょう。
シャルトリューの穏やかな微笑みに向かえば、日々の疲れも吹き飛んでしまいそうですね。