【画像あり】キプロスアフロディーテの子猫の値段など全情報まとめ!

突然ですが「キプロスアフロディーテ」という名前の猫を知っていますか?日本ではまだ馴染みがなく、名前を聞いて「あの猫か!」とわかる人は少ないかもしれませんね。

そんなキプロスアフロディーテは一体どんな猫なのでしょうか?見た目や性格はもちろんのこと入手方法も気になりますよね。

そこで今回は、謎に包まれたキプロスアフロディーテについてその特徴を詳しくまとめてみました!飼う際の注意点も紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね♪

キプロスアフロディーテの歴史は?

名前からわかるように、キプロスアフロディーテの原産地はトルコ南東の地中海に浮かぶキプロスという国。北部がトルコ領、南部はイギリス領の島国ですね。

そんなキプロスアフロディーテが品種として確立するには、ある一人の女性の活躍がありました。

2005年、キプロスを訪れた彼女のもとに1匹の猫が迷い込みます。偶然にもその猫は、彼女がブリーダーとして繁殖していたターキッシュバンにそっくり!

しかし彼女は、ターキッシュバンとはどこか違う特徴を持つその猫に惹かれ、品種として確立しようと繁殖を開始します。

こうして2008年に、世界的な猫の団体「WCF」に登録されたのがキプロスアフロディーテです。

風貌はターキッシュバンと瓜二つですが、DNA解析では遺伝的に違うことが明らかになっています。

つまり、品種としての歴史の幕は開いたばかり!キプロスアフロディーテは最近誕生したとても新しい猫なんですね。

もとはキプロスの山岳地帯で暮らしていた野生の猫ですが、一人の女性によってその名が世間に知れ渡ることになりました。

キプロスアフロディーテの特徴はこれ!

では次に、キプロスアフロディーテの特徴についてです。こちらに、見た目からわかる特徴をまとめてみました!

  • 平均より大きめの体格
  • 前足より少し長い後ろ足
  • ショートからセミロングの被毛
  • 大きめの耳を持った美しい顔立ち

ざっとこのようにまとめましたが、文字だけではイメージが湧きにくいですよね。というわけで、それぞれの特徴を写真付きで見ていきましょう!

1.しっかりと大きめの体格

キプロスアフロディーテは、一般的な猫よりも大きくがっしりした体型が特徴です。また、フカフカした被毛の中には、しっかりした太い骨と発達した筋肉を秘めています。

もともとキプロスの山に生息していた猫ですから、小動物の狩猟によって必然的に骨や筋肉が力強く鍛えられたことが関係すると言われています。

2.後ろ足は前足より長め

キプロスアフロディーテは、前足より後ろ足の方がやや長いという特徴があります。そのため、平らな地面にまっすぐ立っていても、少し前かがみの姿勢に見えます。

この特徴も野性時代の名残りです。山の中での移動では急な斜面を昇降しないといけませんからね。

斜面を上るために重要な後ろ足の力が、進化の過程で強く残ってこのような特徴が出ているのでしょう。

3.毛は少し長めでフカフカ

キプロスアフロディーテの被毛の長さは、ショートからセミロングです。

原産地であるキプロス島は、穏やかな地中海性気候ですが、山岳地では平地より冷え込みやすくなります。

そのため、気温の低さにも対応できるようボリューム感のある少し長めの毛になったのでしょう。

4.耳は大きめ!美しい顔立ち

キプロスアフロディーテは、逆三角形のバランスのよい輪郭に大きめの耳がついています。

大きな耳は音が聞き取りやすいだけでなく、気温が上がった時には熱を放出して体温を下げる役割も持っています。

被毛の特徴と同様に、寒暖差に強い品種と言えるでしょう。

目の色はグリーンやイエロー、ブルーなどさまざまなバリエーションカラーがあり、キプロスの美しい街並みにふさわしい華やかさもあります。

キプロスアフロディーテの子猫の値段や販売価格はいくら?

ではそんなキプロスアフロディーテを家に迎えたいと思ったら、一体どこへ行けば購入できるのでしょうか?

また気になるのはその価格!子猫の価格相場や入手経路について詳しく見ていきましょう。

キプロスアフロディーテを日本で購入するのは難しい!

まず最初に入手経路ですが、残念ながらキプロスアフロディーテを国内で購入できる場所はありません!

なぜなら、キプロスアフロディーテは最近登場した新しい品種なので、日本国内にまだブリーダーがいないからです。

ブリーダーがいないのだから、当然ペットショップに並ぶことはまずないですよね。残念ながら、国内で会える可能性は限りなくゼロに近いでしょう。

どうしてもキプロスアフロディーテを飼いたいなら海外輸入する!

どうしてもキプロスアフロディーテを飼いたい場合は、海外のブリーダーに直接交渉するという方法もあります!

その場合は、インターネットやSNSを通じて直接ブリーダーと連絡をとり、現地まで行って譲ってもらうという流れが一般的です。

ただキプロスアフロディーテに関しては、あまり前例がないことから価格相場ははっきりしていません。また、国内での購入とは違って次のような費用が発生します。

海外ブリーダーからの購入費用:猫の生体価格+輸送費渡航費輸入税

猫の生体価格の他にも、猫の輸送費や現地まで出向く渡航費、輸入の税金がかかります。

現地の言葉を話せない人向けに仲介サービスもあるようですが、その場合はさらに手数料がかかってくるでしょう。

詳しい流れは、海外から猫を輸入したことがある人を探して教えてもらうのが一番手っ取り早いかもしれませんね!

キプロスアフロディーテってどんな性格?

はるか遠くの地中海で生まれたキプロスアフロディーテ。はるばる日本の家庭にやってきたとしても、果たしてうまくやっていけるでしょうか?

そこで、キプロスアフロディーテの性格を以下にまとめてみました!

  • 優しくて穏やかな気質
  • 人に親しみやすく社交的
  • 元気に体を動かすことが好き

キプロスアフロディーテの性格を勉強するとともに、仲良く暮らしていけそうか相性をチェックしておきましょう。

見た目によらず穏やかな性格

キプロスアフロディーテは、もめごとを好まない穏やかな性格で人の家庭にも馴染んでいけます。

一見すると大きめの体で野生的なイメージがありますが、実際そんなことはありません!

小さな子供のいる家でも高齢者のいる家でも、癒やしと笑顔をもたらすペットとなってくれるでしょう。

社交性があり人に愛情を示す

社交的な面があるキプロスアフロディーテは、初対面の相手にも親しみやすいおおらかさを持ち合わせています。そのため、家族や来客の多い環境でも暮らしていけるはずです。

もちろん仲良くなった飼い主さんには、愛情深い態度を示してくれます。自分から膝の上に乗っかって甘えてくることもあるでしょう。

活発で体を動かす遊びが大好き

キプロスアフロディーテは、もともと野生ということもあり狩猟本能が強く、体を動かすことが大好きです。走ったり高いところに登ったりするのも難なくこなせるでしょう。

おもちゃ遊びも大好きなので、飼い主さんと一緒に楽しく遊ぶことができますね♪

ただその一方で、運動不足はストレスになってしまうので、キャットタワーを用意するなど日頃から動き回れる環境を作ってあげましょう。

キプロスアフロディーテの体重と寿命はどれくらいなの?

見た目の特徴や性格など、キプロスアフロディーテのことが段々わかってきましたね。

しかし、どんなに性格を把握していようが猫は言葉を話すことができませんので、健康で長生きしてもらうためには、適正体重や寿命も知っておきたいですよね。

そこで、キプロスアフロディーテの身体的なデータを順番に見ていきましょう!

キプロスアフロディーテの体重は5kg~11kg

オス メス
一般的な猫 3.5kg~5.5kg 3.0kg~4.5kg
キプロスアフロディーテ 10.0kg~11.0kg 5.0kg~7.0kg

平均体重は性別によっても異なりますが、キプロスアフロディーテの場合はオスで10kg〜11kg、メスで5kg〜7kgです。

性別にかかわらず、平均的な体重と比べるとかなり重いことがわかりますね。

子猫の頃からゆっくりペースで成長し、成猫サイズに至るまでには3~5年ほどかかります。

キプロスアフロディーテの寿命は12年~15年

一般的な猫 キプロスアフロディーテの寿命
15年前後
12年~15年

キプロスアフロディーテの寿命はこのようになっています。

一般的な猫の平均寿命からすると、同程度か少し短めですね。まだ歴史が浅いため、今後寿命が伸びることも十分にありえるでしょう。

また、今のところ遺伝的な疾患は確認されていません。寒暖差に強く健康を維持しやすい品種と言えますが、常日頃から体調の変化には気をつけてあげたいですね。

キプロスアフロディーテの飼い方はどうしたらいいの?

日本であまり見かけることのないキプロスアフロディーテ。他に誰も飼っている人がいない状態で飼うことになるかもしれません。

それでも愛猫と一緒に暮らしていくためにはどんなことに気をつけるべきなのか、飼い方の疑問を解消しておきましょう!

活発な動きのために遊びの時間を取る

活発で元気な猫といっても、自分で遊ばせておけばよいというわけではありません。飼い主さんが毎日少しでも時間を取って、遊び相手となってあげましょう。

また、キプロスアフロディーテはじっとしているより体を動かす遊びが好きです。人に寄り添うことを快く感じる一方で、野性時代の俊敏性を運動で発散したい欲求も持っています。

おもちゃを買って与えるだけはなく、飼い主さん自身が遊んであげるとより満足してくれるでしょう。

ブラッシングは週に1回程度

キプロスアフロディーテの毛のケアは、ブラッシングを週に1回程度行っていくとよいでしょう。

適度なブラッシングは、無駄な毛を取り除いてグルーミングによる毛玉症リスクを抑えられる上、見た目にも美しい毛ツヤを維持できます。

  • 毛玉症…グルーミングで自分の毛を舐め、飲み込むことで毛玉が消化器官に溜まること

長さからするともう少し頻繁なケアが必要なのではないかと思われがちですが、毛質が滑らかでもつれ合うことも少ないので、ブラッシングはショートと同程度のペースでかまいません。

家具や遊び道具に注意する

キプロスアフロディーテを飼う際には、室内の家具の配置やキャットタワーの構造に気をつけましょう!

猫の多くはこうした家具や道具を使って上下運動するのが得意であり、キプロスアフロディーテも例外ではありません。

ただ、一般的な猫に比べて一回り大きく重いのがこの猫の特徴。あまり簡素なものだと、運動の勢いやはずみで壊れてしまうかもしれません。

成長した後のことも考えて、ある程度頑丈なものを準備しておくとよいですね。

キプロスアフロディーテを飼うのに向いているのはこんな人!

最後に、キプロスアフロディーテの特徴や性格、購入の仕方などを考え合わせると、次のような人が飼い主に向いていると言えるでしょう。

  • 粘り強い性格の人
  • 美への関心の高い人
  • 一軒家や防音性のあるマンションに住む人
  • 比較的体格のよい人

キプロスアフロディーテを購入するには、粘り強さが欠かせません。

購入するには、海外のブリーダーを根気よくあたり、連絡や手続きなどのハードルをクリアしなければならないからです。

また「美しい名と外見を持つ猫と暮らしたい」「人とは違った猫を飼いたい」と強く望む人だからこそ、購入までの熱意を持ち続けることができるのではないでしょうか。

生活環境でいえば防音性のある環境が望ましいでしょう。運動が大好きですからね。

さらにいえば、成長した時のことを考えて、悪さをしたり看病で抱っこをすることも視野に入れると力持ちの人が合っています。

もちろん、こうした問題は努力や工夫次第で乗り越えられるので、当てはまらないからといってすぐにあきらめないでくださいね。

まとめ

地中海に浮かぶ島キプロスで生まれたキプロスアフロディーテ。まだ日本で見つけることは難しく、購入するなら海外に目を向けなければいけません。

その生態に迫ると、山岳地帯で生きてきたという歴史があり、長い後ろ足やセミロングの毛などところどころに野生種の名残を感じます。

しかし、性格的には穏和で人と仲良く生活できる猫です!さまざまな問題を乗り越えて飼うこととなった際には、あなたの家の女神となってくれるに違いありません。

この記事のURLをコピーする

よく読まれる人気記事

今月のおすすめドッグフード「モグワン 」