欧州で猛暑が続いて冷房機需要が急増したことで、中国のエアコンブランドには海外からの新規受注が相次いでいます。中国国内の多くの製造企業は生産ラインの増設を急ぎ、海外への納品を確保するために全ラインをフル稼働させて製造を加速しています。

中国南部の広東省江門市では、今年上半期(1~6月)のエアコン輸出が2桁台の大幅な伸びを記録しました。現在は多くのエアコン製造企業が生産ラインを増設して生産を加速させています。

江門市の宝士製冷電器の賀程程執行総裁補佐によると、5月と6月には欧州からの受注が20.3%増加し、同社は生産能力を高めるためにスマートエアコンの生産ライン2本を新規導入したとのことです。

広東省珠海市の大手家電メーカー「グリー・エレクトリック(珠海格力電器)」の設置工事が不要の移動式エアコンは、各地域向けの販売チャネルで全面的に完売し、壁掛式エアコンの注文も引き続き殺到しています。

グリーの欧州市場責任者である曽凡龍氏は、フランスやスペインなどでは受注の伸び率が50%以上に達していると説明しました。

今年に入って以来、珠海市香洲区とマカオ特別行政区の間に位置する出入国検査場の「拱北口岸」で通関したエアコンの輸出額は90億元(約2200億円)を超えました。中でも、欧州の建築基準により適合し、窓枠に挟み込む形で設置するために固定設備ではなく家具として分類されるエアコンの輸出が大いに躍進したほか、車載用エアコンの輸出額は前年同期比84.26%増の465万4700元(約1億1000万円)に達しました。(提供/CGTN Japanese)

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