2026年8月1日、仏国際放送局RFI(ラジオ・フランス・アンテルナショナル)の中国語版サイトは「中国製はもう安かろう悪かろうではない」とし、中国が完璧なサプライチェーン、近代技術、コスト管理を武器にキャビア・フォアグラ・トリュフの西洋三大珍味市場を席巻していると報じた。

記事は、現在世界で消費されるキャビアの約半分が中国産であり、パリのミシュラン星付きシェフの半数も採用していると紹介。

地政学的要因から伝統的な産地であるロシアやイランの供給が滞る中、中国産キャビアはドイツのルフトハンザ航空のブラインドテストで欧州産を破って正式に採用されるなど、国際水準の品質を証明したと伝えた。

次に、フォアグラについても中国の年間生産量が1万1000トンに達して世界シェアの45%を占め、2026年までにフランスを抜いて世界最大の生産国になる見通しだと説明。フランス産の約半額という圧倒的な価格優位性を背景に、中国国内では火鍋の具材や寿司、アイスクリームの材料など、大衆食材として普及している現状を紹介した。

記事は、世界におけるトリュフの年間生産量も約80%を中国の雲南省や四川省などが占めていると指摘。欧州産とは品種が異なる中国産は香りが控えめなものの非常に安価であり、フォアグラ同様低価格を武器にスナック菓子や調味料、インスタント食品といった一般食品に広く導入され、トリュフ全体の敷居を下げているとした。

その上で、中国がこれほど急速に三大珍味市場を制覇できた背景には、国家および地方政府による戦略的支援、産業チェーン全体を網羅した生産体制構築による高いコストパフォーマンスと、SNSで次々生まれる新たな食のトレンドに対応する柔軟な商品開発力、そしてライバル国の供給力低下などがあると論じた。(編集・翻訳/川尻)

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