国連の世界気象機関(WMO)は8月11日、現在、地球温暖化が最も急速に進んでいる欧州の一部地域が、今夏5回目の熱波に見舞われ、干ばつや山火事、記録的な高温に直面していると指摘しました。こうした極端で異常な気象は、地球温暖化や持続する高気圧など複数の要因によるもので、エルニーニョ現象が原因ではないとしています。

WMOの気候情報担当責任者は同日の記者会見で、現在の欧州の高温傾向は、北半球で持続する高気圧と地球温暖化が相互に作用した結果だと説明しました。高気圧によって暖かい空気が滞留し、雲が少なくなるとともに、冷たい空気の流入が妨げられることで、多くの地域で数日から数週間にわたって熱が蓄積するとしています。また、現在の熱帯太平洋の状態は「中立(ニュートラル)」であることを特に指摘し、このため今年の欧州の熱波はエルニーニョ現象によるものではないと述べました。(提供/CGTN Japanese)

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