中国広西チワン族自治区にある平陸運河で8月12日午前、実船による航行試験が正式に始まりました。平陸運河で全航路・全船型を対象とした実船試験が行われるのは今回が初めてで、全線開通を前にした最後の「大きな関門」となります。
今回の試験には、1000トン級、3000トン級、5000トン級の代表的な船舶計4隻が投入されます。平陸運河の主要航路に沿って、さまざまな運航条件下での通航試験や全線の航路標識の機能検査を段階的に実施し、運河の航路、閘門(こうもん)、錨地、サービスエリアなどの安全性や安定性を全面的に検証することで、平陸運河の予定通りの開通に向けた確かな基礎を築きます。現在、工事全体の進捗率は98%を超えており、今年9月に正式開通する見通しです。
全長134.2キロの平陸運河は、新中国成立後初めて建設された、河川と海を結ぶ運河です。中国南西部から海へ抜ける最短ルートを整備し、物流コストを大幅に削減することを目的としています。この工事では、大きな水位差をはじめとする世界レベルの難題を克服しました。今回の実船試験は、開通前の最終検査に当たるもので、この戦略的な水運の大動脈が9月から正式にその役割を果たし始めることを示しています。(提供/CGTN Japanese)











