北京市内の故宮博物院では「典則:唐宋書画展」の開幕式が8月31日に行われました。会場は院内の文華殿で、9月1日に一般公開が始まりました。

現場の重点展示品には、東晋時代(317年~420年)の顧愷之の「洛神賦図」巻(宋代の模写本)、隋代(581年~618年)の展子虔の「遊春図」巻、唐代(618年~907年)の閻立本の「歩輦図」巻、同じく唐代の杜牧の「行書張好好詩」巻、五代(約907年~979年の間)の董源の「瀟湘図」巻などがあり、うち「歩輦図」「行書張好好詩」は作品保護のための3年間の休眠期が終わったばかりです。

この書画展では2期に分けて書画文化財107点が展示され、うち24点は過去30年で初めての展示です。同展は2年余りの準備を経て、国家一級文化財や現存する唯一無二の至宝を厳選して展示し、書、山水画、人物画、花鳥画など多くの分野の作品を網羅し、唐宋(618年~1279年)時代の書画の規範や様式が日増しに完成に向かった過程を体系だてて示すとともに、魏晋南北朝(220年~589年)から唐宋までの書画の発展の系譜を結びつけたものです。また、筆墨の技法の継承と変遷を明らかにし、書画の背景にある時代の思想、社会の諸相、そして人文精神をも深く掘り下げて展示します。

同展は5部分で構成され、王朝順に2期に分けて展示します。第1期のテーマは唐と五代の書画で、期間は9月1日から27日までです。第2期のテーマは北宋(960年~1127年)と南宋(1127年~1279年)の書画で、重点展示品には米友仁の「瀟湘奇観図」巻、北宋時代の米芾(べい・ふつ)の行書「珊瑚帖」頁、北宋時代の趙佶(ちょう・ぎつ)の「芙蓉錦鶏図」軸などがあります。期間は9月30日から11月1日までです。(提供/CGTN Japanese)

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