以前『TOKYO KENCHIKU SAMPO』という本の取材で訪れた際、スタッフの方から興味深いお話をうかがった。六本木界隈では一番高い建物となる六本木ヒルズだが、東京に激しい雷雨があった夏のある日、雷が迷わずこのビルの避雷針めがけて落ちたのだとか。そのときガラス張りの東京シティビューは、灰色の雲と、ガラスを叩く大粒の雨と、白い稲光に覆われた。それは「見たこともない光景」だったそうだ。
台風シーズンを目前にしたこの季節。
(矢部智子/アンテナ)
*1 料金は企画展による
*2 天候等諸状況により、予告なく閉鎖することもあり