プリングルズで英語ジョークのレッスン
ポテチの表面にブルーの文字がプリントされているというところでもう、シュールな気がします。
輸入菓子の豊富な雑貨チェーンに、ヒゲオヤジの顔でおなじみのポテトチップス「プリングルズ」の、見慣れないパッケージのものが売られていた。

ブルー基調のそれをよく見てみると、ポテチの表面に英語の文字がプリントされているといったものである。
以前このタイプで子供用クイズ編版のものがアメリカで人気といったコネタが紹介されたが、今回のものは「Pringles PRINTS “Jokes”」と書いてある。以前のものは雑学知識を得られる、子供向けの純粋なクイズといった内容だったが、今回見かけたものは、ポテチの表面に英語の“ジョーク”がプリントされているシロモノだ。

どうやら普段コンビニなどで見かける、ファブリーズやパンパースのP&Gから販売されているプリングルズとはルートが異なるようで、ふたに書いてある大和物産という会社が輸入販売している商品のよう。

ルートはともかく、気になるのは、どんなジョークがプリントされているのかということだ。プリングルズには「開けたら最後、ユーキャントストップ」という名キャッチコピーがあるが、オレもこれを「食べたら最後、アイキャンスピーク・アメリカンジョークの達人」か、「スピーク・ラーク」(関係なし)。

ジョークは子供用プリングルズと同じくなぞなぞ形式のようで、問いと答えが上下反転した形でプリントされている。
パッケージにはこんなジョークが紹介されていた。
「What's the friendliest level of school?」なんだ? 「最もフレンドリーな学校はなーんだ?」ってことか? だいたい合ってる?
で、答えが「Hi school」。「ハーイ、スクール」→「ハイスクール」、高校だ。
……。
これを見て、「アーッハハハ!」とか「イーッヒヒヒ!!」とか、大爆笑するわけだ。すごいぜアメリカンジョーク、ていうか“アメリカンなぞなぞ”。


この“アメリカンなぞなぞ”、他にもどんなものがあるのか。パリパリ食べながら、見てみた。ちなみに味はマイルドな塩味で、うまい。訳は適当なので、間違ってたら許してください。
まず1つめ。
「What has four legs but can't walk?」(4本足なのに、歩けないもの、なーんだ?)
答えは、「A table」(テーブル)。
なるほど。
2つめ。「What's a vampires favorite dog?」(吸血鬼の好きな犬はなあに?)
答え、「The bloodhound」(ブラッドハウンド)。そんな種類あったのか、へえ。
次、「Why are fish so smart?」(なんでおさかなは、かしこいの?)
「They stay in schools」(それはね、学校に行ってるからだよ)って、「メダカの学校」か。みんなでお遊戯してるのか。

もういっちょ。「Why are viruses such good songwriters?」(どうしてビールスは、そんなにステキなソングライターなの?)
「Everything they do is catchy」(キャッチーだからさ)。ああ、そういえば、かぜをひくっての、「キャッチ」っていうの習ったな、たぶんそういうことだ。合ってる?

ずっと、そんな調子。
さて、仕込んだ“アメリカンなぞなぞ”、飲み会とかで披露してみるか。もしくは外国人パブとか。
これに対して、どんなリアクションしてくれるんだろうというのが、今度は気になる。
(太田サトル)