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やっぱりワインは高い方がおいしいんですか?

       
夏といえばビール! が定番だけど、ワインも美味しい。キーンと冷やしたシャンパンや白ワインなんて、爽やかな味わいで夏にもピッタリだ。

でもワインを選ぶのは、ビールに比べて難しいと感じる人も多いはず。周知の通り、ワインの値段はピンキリだ。素人目で見ると、単純に高い方が美味しいような気がする。安いワインは悪酔いするなんて話も聞くし。でもホントのところはどうなんだろうか? そこで社団法人日本ソムリエ協会の方に訊いてみたところ、一般的な見解として次のように話してくれた。

まず高いワインと安いワインの違いについて。これってやっぱり成分やブランドによるもの?
「成分的には収穫量の差、1本の葡萄の木になる房の量を剪定(枝を切り取ること)により調整します。少ないほど凝縮した果実を得られ、値段も高くなります。またブランドは昔から栽培に適した土地(テロワール)の評価があり、畑によりランクが存在します」
ランクは土壌・雨量・水はけ・日照量・昼夜の温度差などで決定され、ランクが高い畑で作られたブドウは高くなるのだそう。とはいえ、年によってできるワインのレベルも変わってくるし、
「最近では栽培技術、醸造技術の発達で安くて美味しいワインも多く存在します。美味しい不味いは個人の味覚の差で異なる場合もあります」
というから、一概に高いから美味しいとは言い切れないようだ。

でも、よく安いワインは悪酔いするって聞くけど……?
「酸化防止剤(亜硫酸塩)が考えられます。これは時期と共に減少するため、年代が古い程少なくなります。高級ワインは熟成させてから飲む場合が多いため、頭も痛くならないのでしょう。安いワインは熟成させることもあまりないので、酸化防止剤の残量が多いのかもしれません」
またワインに限らず、お酒には高級アルコールと呼ばれるエチールアルコール以外の旨み成分が微量に含まれており、飲みすぎると分解されずに頭が痛くなることもあるらしい。
「ただ最近はかなり自然派ワインも増えています。これはできるだけ酸化防止剤の使用量を減らしていますが、醸造が難しく価格は高めです。美味しい不味いもまた別の話ですね」
つまり単純に安いワインが酔うとは言えないということだ。

結局、値段だけにこだわらず、自分にとって飲みやすい、美味しいワインを選べばいいっていうのが結論のよう。一見簡単なようだけど、これだけワインの選択肢が多い今の時代……、ワイン通への道は遠そうです。
(古屋江美子)

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2007年7月5日のコネタ記事

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