こんなに晴れているのに寒い！ もう3月3日だよ、ひなまつりですよ！ 横浜ランドマークタワー、帆船日本丸を通り抜けてきた潮風にブルブル震えている。みなと博物館前広場に用意された縦3メートル、横7.2メートルの大きな赤いひな壇。
「『ふたりはプリキュアMaxHeart』から、キュアブラックとキュアホワイトとシャイニールミナスー！『ふたりはプリキュアSplash☆Star』からキュアブルームとキュアイーグレット！ ……」。車体にプリキュアがラッピングされたバスからぴょこぴょこ飛び出してくる歴代のプリキュアたち。そう、今日ここに集合するひな人形は、28人のプリキュアたちなのだ！
「プリキュアひな祭り」が横浜みなと博物館前で開催された。3月17日（土）公開の「映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち」と横浜市のタイアップキャンペーン「横浜でプリキュアに会おう！」（開催期間3月10～4月8日）のキックオフイベントだ。
観光施設9か所に設置された「オリジナル・キャラクターボード」と写真が撮れる「プリキュアフォトスポット巡り」や「小児救急電話相談ダイヤル」#7499にプリキュア登場など、キャンペーンの詳細は、以前レビューした「横浜市長定例記者会見」記事を見てもらいたい。
現在放映中「スマイルプリキュア！」の主人公、星空みゆき／キュアハッピー役の福圓美里と、フーちゃん役の熊田聖愛が登場。
「映画の舞台になっている横浜。赤レンガ倉庫やマリンタワーなど、見慣れた風景が『プリキュア』の世界にたくさん登場しているので、親近感を持ってもらえると思います。すぐそばにプリキュアがいて、会えるんじゃないかなってドキドキしますよね。あと、『スマイルプリキュア！』が劇場に登場するのは今回がはじめてなので、メンバー全員気合が入っています！」と福圓。
熊田聖愛は、松本人志映画「さや侍」たえ役で出演。第35回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。意外にも「プリキュア」ゲスト声優に子役が起用されるのは今回がはじめてだ。
子どもとはいえ、相当場慣れしているだろう熊田に、福圓は何度も話を振ったりと、お姉さんしている。フーちゃんにたったひとりで立ち向かっているキュアハッピーの絵が浮かんできた。
熊田は2001年生まれ（現在小学4年生）。そういえば、以前インタビューしたはるかぜちゃん（春名風花）も2001年生まれ（現在小学5年生）。ツイッターでも大人たちに怯むことなく、正面から立ち向かっていっている。なんか、子どもたちはみんなたくましいな。それともこのふたりが、恐るべき子ども「アンファンテリブル」とかいうやつなのかも……？
イベントの途中で28人のプリキュアたちが、今日から運行する横浜市営バス「プリキュアラッピングバス」に乗って登場。
前面部分にはラッピングは施されておらず、最初「え、なんでふつうのバスが!?」と思ったのもつかの間、バス両サイドと後部を見ると歴代プリキュアと妖精たちをこれでもか！ と車体にラッピングしている。
「Yes！プリキュア5」放送開始（2007年）のときも街なかをロンドンバスが走って宣伝していたけど、華やかさはあれ以上かもしれないなあ。
熊田もいきなりやってきたバスに驚き、バスの中から手を降るプリキュアを見て「あんなにギュウギュウで乗れるんですね」とリアルな感想。
バス乗車第一号のプリキュアたちがひな壇に集合。28人集合するのは、なんと今回がはじめてだそうだ。イベントを見に来ていた子どもから「サニー！」という歓声も、子どもにはキュアサニーが人気なのか？
好きなプリキュアを聞かれた熊田は首をかしげながら「好きなプリキュアはいます……、これちょっと言いづらくなっちゃう。でも、みんな大好きです！」と、最後は笑顔で返答。
アフレコ初体験の感想を聞かれた熊田は「画面と台詞を合わせるのが難しい。まわりのプリキュアさんたちの息遣いとかすごい。これがアニメなんだ！ って驚きました。声だけで気持ちを込めないといけないので、全身使う芝居よりちょっと難しかった。
「収録現場で『熊田聖愛ちゃんが演じるフーちゃんを倒しますよー』って言われて、かわいすぎて倒せない！ って思いました（笑）。でも、かわいいのにお芝居の現場ではすごくプロで、演技の駄目出しにもきちんと対応していて、私たちもたくさん勉強させてもらいました」と福圓も高評価。現場では、大人たちはみんなその演技に感動していたそう。
最後にプリキュアから子どもたちにひなあられをプレゼントしていた。大人はもらえないのか……と思っていたら、受付のときに資料といっしょにひなあられを渡された！ やった！ 食べながら原稿を書いている。ポリポリ。「NewStage」公開は3月17日。新しい「プリキュアオールスターズ」をどう描くのか楽しみだなあ。
あと、3月9日に発売される「プリキュア5」スタッフインタビュー本『プリキュア シンドローム！』も楽しみだなあ、ポリポリ（ステマ）。
（加藤レイズナ）
「『ふたりはプリキュアMaxHeart』から、キュアブラックとキュアホワイトとシャイニールミナスー！『ふたりはプリキュアSplash☆Star』からキュアブルームとキュアイーグレット！ ……」。車体にプリキュアがラッピングされたバスからぴょこぴょこ飛び出してくる歴代のプリキュアたち。そう、今日ここに集合するひな人形は、28人のプリキュアたちなのだ！
「プリキュアひな祭り」が横浜みなと博物館前で開催された。3月17日（土）公開の「映画 プリキュアオールスターズNewStage みらいのともだち」と横浜市のタイアップキャンペーン「横浜でプリキュアに会おう！」（開催期間3月10～4月8日）のキックオフイベントだ。
観光施設9か所に設置された「オリジナル・キャラクターボード」と写真が撮れる「プリキュアフォトスポット巡り」や「小児救急電話相談ダイヤル」#7499にプリキュア登場など、キャンペーンの詳細は、以前レビューした「横浜市長定例記者会見」記事を見てもらいたい。
現在放映中「スマイルプリキュア！」の主人公、星空みゆき／キュアハッピー役の福圓美里と、フーちゃん役の熊田聖愛が登場。
フーちゃんとは、「プリキュアオールスターズ」シリーズ第一作目（2009年）「映画 プリキュアオールスターズDX みんなともだちっ☆奇跡の全員大集合！」でプリキュアたちが倒したはずのフュージョンのかけら。入場BGMは「NewStage」の主題歌、工藤真由の「プリキュア～永遠のともだち～」だ。
「映画の舞台になっている横浜。赤レンガ倉庫やマリンタワーなど、見慣れた風景が『プリキュア』の世界にたくさん登場しているので、親近感を持ってもらえると思います。すぐそばにプリキュアがいて、会えるんじゃないかなってドキドキしますよね。あと、『スマイルプリキュア！』が劇場に登場するのは今回がはじめてなので、メンバー全員気合が入っています！」と福圓。
制作発表記者会見のときは、ほかのメンバーと一緒だっただけど、今回「スマイル」を代表しての登場。
熊田聖愛は、松本人志映画「さや侍」たえ役で出演。第35回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞した。意外にも「プリキュア」ゲスト声優に子役が起用されるのは今回がはじめてだ。
子どもとはいえ、相当場慣れしているだろう熊田に、福圓は何度も話を振ったりと、お姉さんしている。フーちゃんにたったひとりで立ち向かっているキュアハッピーの絵が浮かんできた。
熊田は2001年生まれ（現在小学4年生）。そういえば、以前インタビューしたはるかぜちゃん（春名風花）も2001年生まれ（現在小学5年生）。ツイッターでも大人たちに怯むことなく、正面から立ち向かっていっている。なんか、子どもたちはみんなたくましいな。それともこのふたりが、恐るべき子ども「アンファンテリブル」とかいうやつなのかも……？
イベントの途中で28人のプリキュアたちが、今日から運行する横浜市営バス「プリキュアラッピングバス」に乗って登場。
前面部分にはラッピングは施されておらず、最初「え、なんでふつうのバスが!?」と思ったのもつかの間、バス両サイドと後部を見ると歴代プリキュアと妖精たちをこれでもか！ と車体にラッピングしている。
「Yes！プリキュア5」放送開始（2007年）のときも街なかをロンドンバスが走って宣伝していたけど、華やかさはあれ以上かもしれないなあ。
熊田もいきなりやってきたバスに驚き、バスの中から手を降るプリキュアを見て「あんなにギュウギュウで乗れるんですね」とリアルな感想。
バス乗車第一号のプリキュアたちがひな壇に集合。28人集合するのは、なんと今回がはじめてだそうだ。イベントを見に来ていた子どもから「サニー！」という歓声も、子どもにはキュアサニーが人気なのか？
好きなプリキュアを聞かれた熊田は首をかしげながら「好きなプリキュアはいます……、これちょっと言いづらくなっちゃう。でも、みんな大好きです！」と、最後は笑顔で返答。
うーん、誰だろう。「プリキュア5」の誰かだといいなあ。
アフレコ初体験の感想を聞かれた熊田は「画面と台詞を合わせるのが難しい。まわりのプリキュアさんたちの息遣いとかすごい。これがアニメなんだ！ って驚きました。声だけで気持ちを込めないといけないので、全身使う芝居よりちょっと難しかった。
これからのお芝居にも使えるかな」と勉強熱心。フーちゃんについて「動きがかわいらしくて、愛くるしいですよね」と、小学4年生とは思えないコメントに笑いが起きていた。
「収録現場で『熊田聖愛ちゃんが演じるフーちゃんを倒しますよー』って言われて、かわいすぎて倒せない！ って思いました（笑）。でも、かわいいのにお芝居の現場ではすごくプロで、演技の駄目出しにもきちんと対応していて、私たちもたくさん勉強させてもらいました」と福圓も高評価。現場では、大人たちはみんなその演技に感動していたそう。
最後にプリキュアから子どもたちにひなあられをプレゼントしていた。大人はもらえないのか……と思っていたら、受付のときに資料といっしょにひなあられを渡された！ やった！ 食べながら原稿を書いている。ポリポリ。「NewStage」公開は3月17日。新しい「プリキュアオールスターズ」をどう描くのか楽しみだなあ。
あと、3月9日に発売される「プリキュア5」スタッフインタビュー本『プリキュア シンドローム！』も楽しみだなあ、ポリポリ（ステマ）。
（加藤レイズナ）
