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「まんぷく」日清カップヌードルはなぜ、あさま山荘事件で機動隊員に支給されたのか。いよいよ最終週へ

NHKの連続テレビ小説「まんぷく」は、明日の放送からいよいよ最終週に入る。きのう土曜(3月23日)の放送では、長谷川博己演じる立花萬平と若手社員を中心に組まれたチームがこれまで試行錯誤しながら開発を進めてきたカップラーメン「まんぷくヌードル」がついに完成した。そのパッケージデザインは、画家の香田忠彦(要潤)の弟子・名木純也(上川周作)が手がけたものだ。忠彦は、萬平の妻・福子(安藤サクラ)の義兄(松下奈緒演じる姉・克子の夫)で、かつて袋入り即席めん「まんぷくラーメン」のパッケージデザインを手がけていた。

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「まんぷく」日清カップヌードルはなぜ、あさま山荘事件で機動隊員に支給されたのか。いよいよ最終週へ
安藤百福の自伝『魔法のラーメン発明物語』(日経ビジネス人文庫)。現在、画像のような「まんぷく」仕様の帯をつけたタイプも販売されている

「ド」が小さいカップヌードルのロゴ


萬平のモデルは日清食品創業者の安藤百福、まんぷくラーメンとまんぷくヌードルはそれぞれ現実のチキンラーメン、カップヌードルに相当する。1958年発売のチキンラーメンのデザインは、安藤が友人の画家・竹内仙之助が依頼したものだという。また、1971年9月に発売されたカップヌードルのパッケージデザインは、前年の大阪万博のシンボルマークを手がけたグラフィックデザイナーの大高猛によるものだ。

大高は安藤から直接、商品の説明を受けると、その後もたびたび研究所を訪れては試食し(時には味の改良に意見することもあったらしい)、デザインイメージを固めていったという。安藤には、斬新さ、国際性、飽きの来ないことなど、いくつかの条件をつけられていた。大高は見事にこれに応える。ロゴタイプ、そしてグラフィックの順で案を提示し、いずれもすんなりと採用された。ロゴ制作で念頭に置かれたのは、コカ・コーラに匹敵するようなインパクトがあり、しかもスタンダードになりうるものであった。この目標どおり、カップヌードルのパッケージデザインは発売以来、ロゴもグラフィックも現在まで基本的なデザインは一切変更されていない。
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