「スカーレット」5話。芸術よりも生活を選んでいるおとうちゃん
連続テレビ小説「スカーレット」5話。木俣冬の連続朝ドラレビューでエキレビ!毎日追いかけます

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連続テレビ小説「スカーレット」 
◯NHK総合 月~土 朝8時~、再放送 午後0時45分~
◯BSプレミアム 月~土 あさ7時30分~ 再放送 午後11時30分~
◯1週間まとめ放送 土曜9時30分~
「スカーレット」5話。芸術よりも生活を選んでいるおとうちゃん

『連続テレビ小説 スカーレット Part1 (1)』 (NHKドラマ・ガイド)

第1週「はじめまして信楽(しがらき)」5話(10月4日・金 放送 演出・中島由貴)



「おなごに学問は必要ない」の? 
紙芝居を見ることができず(正確には、お金を払わないとポンせんべいをもらえないが紙芝居は見ていいと情けをかけられたにもかかわらず意地になって帰ってきてしまった)、代わりに、学校を休んで自分で紙芝居をつくる喜美子(川島夕空)。
健気である。
しかも絵が巧い。芸術を見る目がありそうな草間(佐藤隆太)に一目置かれるほど。
だがしかし、その紙芝居は、いわゆる紙芝居の体(てい)を成していない。「たぬき」と「直子」(やくわなつみ)と「琵琶湖」の三枚の絵だった。

なんでかといったら、喜美子は漢字が読めないからだろう。漢字が読めないってことは文章がほぼ読めないので物語を作ることができない。このように基本的な知識がないから、「日本人じゃない」とか「ゴミ」とか「最悪」とか不躾な言葉遣いが不躾だとわからなかったのかもしれない。

喜美子も学校に通い始めたから次第に学びを得て、成長していくのだろう。と思ったら、いけない。常治(北村一輝)は酔った勢いで「おなごに学問は必要ない」と豪語し、真に受けた喜美子が学校でお父ちゃんにそう言われたと話してしまう。

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