主人公のさえない大学生「私」役を演じる伊野尾と共に物語を彩るキャストには、明石さん役に元日向坂46のメンバーとして活動し、現在は俳優として映像作品を中心に活躍している加藤史帆、小津役に劇団イキウメの大窪人衛、樋口師匠役にはヨーロッパ企画の石田剛太、羽貫さん役にはNetflix『極悪女王』での体当たり演技が多くの注目を集めた剛力彩芽、そして、お笑いコンビ「しずる」の池田一真が猫ラーメンの店主役、純が相島先輩役で出演する。
伊野尾はけいこ場の雰囲気について「カンパニーの皆さんはほんわかと、和気あいあいとした温かい空気でした」とにっこり。そして「僕がちょっと戸惑ってたりとか、いろんなことに追われてる時にしずるの池田一真さんがマッサージしてくれて。すごく気持ちよくて癒されて。一真さんが『伊野尾くん、この劇を伊野尾くんがやりきったら俺、泣いてしまうかもしれない』という話をしていて。で、今日が来るまでもちろんけいこ場で通したりとか、何度もいろいろ重ねてきたんですけど、まだ一度も泣いてないんですね」と苦笑いし「なんとか初日に一真さんに泣いてもらえるように頑張りたいます」と泣かせることを誓っていた。
本作は、京都を作品の主な舞台とし、独自の語り口で日本の新しいファンタジーを切り拓く話題の作家・森見登美彦氏の大人気小説『四畳半神話大系』が原作。京都の「腐れ大学生』が同時に生きる並行世界が描かれる舞台化困難と思われる小説を、2010年にフジテレビ系の深夜アニメ枠、ノイタミナで放送されたアニメ『四畳半神話大系』で脚本を担当したヨーロッパ企画の上田誠氏による脚本・演出で、初舞台化する。
上田氏は「森見さんの小説を舞台化するのは僕自身2回目で。1回目は『夜は短し歩けよ乙女』という割ときらびやかでファンタジックな作品だったんですけど、今回の『四畳半神話大系』はあまり舞台化するのに向いてないっていうか…。主人公である大学3回生の私がひたすら独白で物語が進む。不毛な大学生活について語っていく割とハードコアな原作なので、実は『夜は短し歩けよ乙女』よりずいぶん難易度が高いなと思いながら。それでも内包されているエネルギーがすごいなと思った。
公演は、5月17日~31日に東京・新国立劇場 中劇場、6月4日~9日に大阪・東京建物Brillia HALL 箕面にて上演される。
会見には、加藤、大窪、剛力も参加した。

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