俳優の西野七瀬が17日、都内で行われた映画『未来』の公開御礼舞台あいさつに登壇した。
本作は、湊氏がデビュー10周年に発表し、集大成と評された渾身の傑作ミステリーを、『ラーゲリより愛を込めて』『護られなかった者たちへ』の瀬々敬久監督が映画化したもの。
複雑な家庭環境で育ちながら教師になる夢をかなえた真唯子(黒島結菜)と、その教え子・章子(山崎七海/崎=たつさき)の二人を軸に展開する物語。ある日、章子の元に届いた一通の手紙。差出人は「20年後のわたし」。返信を書き続けることで孤独を支えてきた章子だが、母の恋人からの暴力、いじめ、そして驚くべき事実に追い詰められていく。絶望の果てに章子が導き出す“禁断の計画”。真唯子は、社会の理不尽さに押しつぶされそうになりながらも、必死に彼女を救おうとする。
“未来のわたし”の声を担当する西野は、姿を見せず声のみで登場し、絶望の中にいる章子の心を支える存在として物語の核心を担う。本作の舞台あいさつに初参加した西野は収録を振り返ると「結構、何度も録りました。最初はフラットに録って、その後は監督とイメージを共有して」と明かす。瀬々監督は「西野さんは『少年と犬』という(2025年公開の)映画に出てもらっていただいている。西野さんは大阪出身。今回は奈良を舞台にしている。
皆さんが奈良弁を使っているわけではないけど、なんとなく関西のまろやかさを入れたいと思って西野さんの“アレ”を思い出した」と起用理由を説明。西野は「どうして瀬々さんが20年後の章子の声を私に、と言ってくださったのを知らなくて!今聞けました。ありがとうございました」と感謝していた。
この日は、黒島結菜、山崎七海、野澤しおりも参加した。