中国のSNS・小紅書(RED)に「日本の女性に対する態度は本当に矛盾している」との投稿があり、反響が寄せられた。

投稿者の女性は「日本は本当に矛盾した場所。

女性への尊重があるかどうかという点で言えば、結婚後には多くの女性が夫の姓を名乗らなければならない。もちろん夫が妻の姓に変える家庭もあるけれど、やはり少数派だ。街なかで子どもを連れているのは普通は母親(女性)。時には1人で2~3人、あるいはそれ以上の子を連れている。以前は会社の飲み会で、女性社員が上司の世話をするのが暗黙のルールになっていた。こうした点が日本を好きになれない部分だ」とした。

一方で、「(日本では)まったく女性に配慮がないかと言えばそうではなく、長期かつ大規模に通勤ラッシュ時の女性専用車両を設置している国が、世界で(日本の)ほかにいくつあるだろう。朝夕のラッシュを経験したことがある人なら分かると思うが、あれは本当に恐ろしい。そして日本の女性専用車両には女性同士の助け合いを感じる。その車両も混んではいるものの、不快な圧迫感がそこまで強くない。どれだけ人が多くても、空気やにおいは清潔で心地いいことが多い。みんな細くて小柄で、平均的な占有面積がとても小さいから、混雑していてもそこまで絶望的には感じない」とつづった。

そして、「日本にはどうしても好きになれないジェンダー面の現実がたくさんある。それでも毎日の通勤では、私は心から女性専用車両に感謝している。女性専用車両は本当に働く女性たちを救ってくれていると思う」と述べた。

この投稿に中国のネットユーザーからは「女性専用車両が女性への尊重から生まれたものだと思っているのか?」「女性専用車両は進歩ではない」「そもそも痴漢がいなければ(女性が十分に尊重されていれば)女性専用車両なんて設置する必要はない」「女性専用車両の運用は(痴漢などの)問題を解決できない行政の怠慢」「女性専用車両なんて対外的な『やってますアピール』に過ぎない」といった批判的な声が上がった。

また、「女性に配慮しているというより、勝手に女性を弱者のグループにカテゴライズしているだけ」「特殊な待遇を与えるというのは、本質的には差別」「配慮される必要があるというのは、つまり独立や主権がないことを指す」との声や、「女性の権利と妻の権利の違いだろう。先日、日本のネット上で中国人の女性の一流大学への進学率が日本よりずっと高いことが話題になっていた」「日本の女性のファッションはすべて男性の審美観に基づいている。猫も杓子も清純で物腰柔らかなスタイル」といった声も。

一方で、「日本の女性に対する扱いは変わりつつある。あなたが言う前半部分は、今なお残る問題点でまだきれいに改善されてはいない。後半部分は部分的な変化。ゆっくりと変わり始めている」「日本のジェンダー平等は本当に奇妙。不平等な点はみんなが言う通りだけど、生理用品のデザインや品質は本当に素晴らしい」「日本のエスカレーターの脇には盗撮を防ぐための鏡が付いている。

これは良い点だと思う」「個人的な感覚だけど、日本で子どもを連れている男性の割合は国内よりずっと多いと思う」「今では(日本で)育児休暇を取得する男性も多いし、若い人の考え方は変わってきていると思う」「日本では就職面接で結婚や出産について聞くのはセクハラに該当するとされているからね」など、日本で女性の地位向上は進んでいるとするコメントも見られた。(翻訳・編集/北田)

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