中国・陝西省で夫が妻を殴打して気を失わせた後、崖(土崖)から落として死亡させる事件があった。中国メディアの大象新聞が25日付で報じた。
報道によると、事件が起きたのは同省咸陽市永寿県。被害女性・苗苗(ミャオミャオ)さんは2024年12月24日、夫の張(ジャン)被告に殺害された。その13日前には、苗苗さんが起こした離婚訴訟が地元の裁判所から棄却されたばかりだった。
起訴状によると、張被告は事件当日、西安市内の苗苗さんの賃貸住宅前で長時間にわたり暴行を加えた。苗苗さんの顔を何度も平手打ちし、頭部を殴打したほか、頭を踏みつけ、コンクリートの石柱に頭を打ちつけた。苗苗さんが意識を失った後、車で麻院溝まで移動。苗苗さんが死亡したと思った張被告は、道路脇にある数十メートルの崖下に苗苗さんを投げ捨てた。なお、現場には張被告の姉もいたという。
苗苗さんの姉は「結婚して9年間、彼はずっと暴力をふるい続けていた。包丁を持ち出して母や甥を脅したこともあった。妹は耐え切れず離婚を申し出たが、彼は応じなかった。彼は『生きている間はうちの人間、死んでもうちの人間だ』と言っていた。
そして、「彼には命をもって償ってほしい。『もうこいつ(妹)はいらない』と言ってくれていれば、たとえ妹が寝たきりになっても、植物状態になっても、私たち家族が面倒を見た。暴行を受けた後、妹にはまだ生きられる可能性があったのに、彼はその機会を奪った」と訴えた。
苗苗さんの兄は「相手の家族がなぜそこまで残酷なのか、今でも理解できない。向こうは私たち家族について『苗苗を再婚させて結納金を得ようとしている』などと事実無根の中傷まで広めていた」と明かしたほか、「相手の家族は『(苗苗さんは)もう死んでしまったのだから許してほしい。子どもが2人いる』と言ってきた。子どもを理由にしないでほしい。私たちの願いはただ一つ、彼が死刑になることだ。賠償もいらない」と話した。
苗苗さんの父親によると、事件当日、張被告は苗苗さんの実家に現れ、「早く苗苗を連れ戻してくれ。連れ戻してくれれば離婚する」と繰り返し催促していた。











