中国・広東省のセブン-イレブン店舗に掲示された新商品ポスターに誤字があり、意味が逆転してしまったことが話題になっている。中国メディアの極目新聞が28日に報じた。

記事によると、このほど同店舗に新商品のアイスの宣伝ポスターが掲示されたが、本来「听勧上架啦,夯爆了!(みんなの声に応えて発売、大人気です!)」とすべきキャッチコピーが「听勧上架啦,劣爆了!(みんなの声に応えて発売、最悪です!)」と印字されていた。

問題となったポスターはすでに撤去されており、同社カスタマーサービスは「今回のミスについては関係者の評価に反映する」とした上で、消費者に謝罪した。

意味が逆転してしまった誤字について、ネット上では「担当者の単純なミスだろう」「『最悪』って書かれると逆に食べてみたくなる」といった声のほか、「話題を作るためにわざと間違えた炎上商法なのでは?」と疑う声も出た。

こうした声が上がる背景として、記事は「注目を集めるためなら過激な言葉や際どい表現を使ったり、流行ネタに便乗したりする企業も少なくないため」と説明。「中には炎上してもとにかく話題になればいいという姿勢の企業も見られ、公序良俗すら軽んじられることもある」と指摘した。

また、本来の「夯爆了」という言葉について、「中国のネット流行語であり、『夯』だけでも『最高レベル』を意味するため、『夯爆了』は『最高中の最高』という強い表現になる。そのため、『夯爆了』というキャッチコピー自体が最上級の絶対的表現として中華人民共和国広告法に抵触する可能性がある」と言及した。

記事は、今回の騒動を受けて「劣爆了」という言葉が新たにネットミーム化し、すでにこれに便乗して注目を集めようとする一部の業者が出始めていることに懸念を示した上で、「『夯爆了』と『劣爆了』は単なる1文字の違いではなく、企業のマーケティング理念そのもののズレを表すものだ。企業は宣伝活動において越えてはならない一線を守るべき」と釘を刺した。(翻訳・編集/北田)

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