26日の中国本土マーケットは、主要指標の上海総合指数が前営日比7.19ポイント(0.17%)安の4145.38ポイント3日ぶりに反落した。
 利益確定売りが先行する流れ。
このところ急伸が続いていた半導体株が反落し、全体相場の重しとなった。米イラン和平交渉の進展を見極めたいとするムードも漂っている。ルビオ米国務長官は現地時間25日、イランとの合意について、早ければ今日にも何らかの発表があると示唆。トランプ米大統領は合意を急がない構えを示している。もっとも、交渉が進展していることは事実。原油相場も急低下し、下値は限定的だ。(亜州リサーチ編集部)
 業種別では、半導体の下げが目立つ。半導体モジュール生産の嘉興斯達半導体(603290/SH)が4.7%安、ハイエンド石英材料の江蘇太平洋石英(603688/SH)が3.5%安、IC設計の豪威集成電路(集団)(603501/SH)が2.6%安、LED部材トップメーカーの三安光電(600703/SH)が1.7%安で取引を終えた。ほか、ハイテク・スタートアップ企業向け市場「科創板」では、IC設計・IP供与の芯原微電子(ベリシリコン・マイクロエレクトロニクス:688521/SH)が7.0%安。主要50銘柄で構成される「上証科創板50成分指数(Star50)」は1.5%安と他の主要指数をアンダーパフォームしている。前日の相場では、華為技術(ファーウェイ)が半導体産業の発展を導く新たな原則「韜(τ)定律」(タウ・スケーリング)を発表したことを受け、中国半導体産業の高度な発展が意識され急騰していた。
 宇宙・軍需産業株も安い。
衛星・ロケット用システムの航天時代電子(600879/SH)が4.5%、航空製品の中国航発航空科技(600391/SH)が4.0%、衛星開発・運用の中国衛星(600118/SH)が3.8%、航空宇宙製品の江西洪都航空工業(600316/SH)が1.6%、航空機開発・製造・販売の中航瀋飛(600760/SH)が1.3%ずつ下落する。不動産株、医薬株、消費株、自動車株なども売られた。
 半面、非鉄・産金株は物色される。中国アルミ(601600/SH)が10.0%(ストップ)高、洛陽モリブデン(603993/SH)が5.4%高、江西銅業(600362/SH)が3.4%高、赤峰黄金(600988/SH)が5.9%高、紫金鉱業集団(601899/SH)が4.9%高、中金黄金(600489/SH)が3.7%高で引けた。金融株、公益株、エネルギー株の一角も買われている。
 外貨建てB株相場は、上海B株指数が1.50ポイント(0.53%)安の280.27ポイント、深センB株指数が6.03ポイント(0.53%)安の1128.80ポイントで終了した。
(編集担当:亜州リサーチ=サーチナ)
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