記事の筆者は「強い愛国心を持つ中国人」のようだが、日本社会に見られる「細部への配慮」については「問答無用に敬服せざるを得ない」と主張している。
たとえば、中国では街中にある壁や柱に様々な宣伝のビラや広告がベタベタと貼られていて景観が損なわれているが、日本ではこのような光景が見られないこと、誰もが携帯電話やスマートフォンを持つ時代であっても、「日本では緊急時に備えて今なお公衆電話が存在すること」、交差点やカーブが多い道路などでは「交通事故防止のために必ずカーブミラーが設置されていること」、食べ物には必ず賞味期限や消費期限が明示してあるので「安心して口にできること」などを挙げ、こうした点は日本社会の「細部への配慮」を示す事例であると論じた。
また、中国と違って日本の公共交通機関では手荷物検査が行われないが、これによって乗客の利便性が高まっているとしたほか、日本の銀行の窓口は中国のように強化プラスチックや鉄格子で囲まれていることはなく、オープンになっていると紹介。防犯の観点から言えば、顧客との接点となる窓口はできるだけクローズにしておいた方が好ましいが、顧客からすればまるで疑われているようであまり良い気分はしないだろう。
中国では水道水を直接飲むことはできず、飲用水としてはウォーターサーバーを用意するのが一般的であり、水道水をどうしても飲用にしたいのであれば一度煮沸する必要がある。
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