バルセロナで、選手としても監督としても成功を収めたジョゼップ・グアルディオラ氏が、ハンジ・フリック監督が率いる現チームについて語った。6日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。


 ラ・マシア出身の“ペップ”は、選手としてヨハン・クライフ氏が作り上げた“ドリームチーム”の象徴となり、監督としては恩師の息遣いが残るスペクタクルなスタイルで、リオネル・メッシらとともにバルセロナの黄金期を築いた。選手時代と監督時代を合わせると、ラ・リーガを9度、チャンピオンズリーグを3度も制覇している。

 そんなグアルディオラ氏は、今シーズン限りで10年間に渡って指揮を取ったマンチェスター・シティの監督を退任。「自分でも、これから何をするかは分からない」と今後について明言を避けたなかで、ペップは「ラ・マシア出身の選手であれ、外様の選手であれ、彼らは結果以上に素晴らしい2年間を過ごした。私はハンジ・フリックの大ファンなんだ。このチームのプレーを見るのは、とても魅力的に感じる。この調子がこの先も長く続くと良いね」とリーグ2連覇を達成した、フリック監督が率いる現チームを称賛した。

 一方で、“最大の悲願”となるビッグイヤー奪還を2シーズン連続で逃していることでフリック監督に対しては、懐疑的な見方もあるが、同氏は「チャンピオンズリーグという大会は、(クラブの)プロジェクトを台無しにしてしまうことがある。バルセロナがそうならないことを願っているよ」としつつ、「一貫性を与えてくれるのはリーガだ。チャンピオンズリーグでは、如何にケガ人を抱えずに万全の状態で最終局面に臨めるかがとても重要。あと、この大会は審判の影響力も大きいね。とにかく大切なのは、日々成長し続けることで、決勝に進めなかった、優勝できなかったからといって悪いシーズンだった、という考えはいけない。
評価の基準はリーグ戦だよ」と警鐘を鳴らした。

 ペップが監督として成し遂げたリーグ3連覇という“偉業”に王手をかける、フリック・バルセロナの来シーズンの戦いに注目だ。
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