オリックスは29日、育成の宜保翔内野手(25)を支配下選手として登録することを発表した。今季は、7月中旬に予定されるMLBドラフトを待って進路を決断する予定の25年ドラフト6位・石川ケニー投手=米ジョージア大=を除き、支配下選手65人でスタート。

ここに宜保が加わり、現時点で66人となった。

 25歳の宜保はKBC未来沖縄から18年のドラフト5位で入団。23年は62試合で打率2割7分9厘と、リーグ3連覇にも貢献した。24年まで6年間で通算158試合に出場し、打率2割3分8厘、14打点、2盗塁をマーク。二遊間をハイレベルに守れる守備に定評があったが、同年オフに右肩の故障もあり育成契約となった。

 育成選手として再出発を切った25年はウエスタン・リーグで40試合に出場し、打率2割8分7厘と奮闘したが支配下復帰はならず。それでも、プロ8年目の今季はファーム・リーグで22試合に出場し、打率2割8分9厘と結果を残して2年越しの返り咲きを果たした。

 年俸500万円、背番号は入団時から背負った「53」で再出発。「率直にうれしい気持ちです。球団トレーナーの方々をはじめ、リハビリ期間にお世話になった方々へ感謝の気持ちでいっぱいです。まだスタートラインに立っただけだと思いますので、恩返しできるように、これから1軍の舞台でチームの戦力として躍動できるように、より一層頑張りたいと思います」と決意を新たにした。

 チームは3、4月を終えて貯金7の首位と開幕ダッシュに成功。

ところが、頓宮と杉本が開幕メンバーから外れると、4月は杉沢、広岡、大城が負傷離脱する事態に見舞われた。本職は二遊間だが、25年からは外野手としても出場する宜保。岸田監督は「守備も足も打撃も3拍子そろった選手。いろいろと(ポジションを)こなせる選手でもある。思う存分、暴れてほしい」と期待を寄せた。

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