◆JERAセ・リーグ 阪神7―5巨人(2日・甲子園

 巨人打線は軟投派左腕の阪神先発・大竹に翻弄(ほんろう)された。

 140キロ台の球はほとんどなく130キロ台、120キロ台の球にタイミングが合わない。

超スローボールにも幻惑された。

 5回2死、浦田は1ストライクからの2球目、この日最も遅い68キロの球を打って左飛。6回2死、平山は1ストライクから73キロの球を打って左飛に倒れた。

 打てそうで打てない。ベンチのウィーラー打撃コーチは「ボールとフォームにうまく緩急をつけて打者のタイミングをずらしてきている。ムキになって打ちにいくと相手の術中にはまるので、タイミングを意識しながら力を抜いて、少し遊び心を持って打席に立ちたい」とコメントしたが、それが実践できず苦戦した。

 6回まで二塁を踏めず、初めて走者を得点圏に進めた7回に小浜の右前適時打で1点差に迫ったが、7回88球1失点の好投を許した。

 その中でも光明は4番のダルベック。7回には大竹に83キロのスローボールを投げられても動じず、続く140キロを中前に運ぶなど、左腕から2安打。9回にも安打を放ち、猛打賞とした。1日に3ランを放つなど、阪神戦に強い虎キラーの助っ人が状態を上げていることは明るい材料だ。切り替えて3日の3連戦3戦目、カード勝ち越しをかける。

(片岡 優帆)

 巨人・阿部監督「いい攻撃はできたので、明日につなげてほしいなと思います。(大竹について)野球って不思議だなと思ってね。160キロ投げればいいのかっていうね。いろんなことを考えさせられた感じでした。なんとかね、次、当たったら攻略できるようにしたいです。左ピッチャーをなかなか打ち崩せてないので、なんとか対策を練って次は臨みたいなと思います」

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