◆ゼット旗争奪 第35回春季北海道大会 苫小牧9―2札幌手稲(6回コールド、2日・苫小牧清水)

 雨天のため2回戦4試合のうち、2試合が行われた。苫小牧ボーイズは9―2で札幌手稲ボーイズを下し、2試合連続のコールド勝ちで準決勝進出を決めた。

同点の6回1死二、三塁で1番・長崎煌心(こうしん)遊撃手(3年)が中前に勝ち越しの2点適時打を放ち、勝利に導いた。旭川大雪ボーイズBも2試合連続のコールド勝ちを収めた。

 苫小牧の切り込み隊長・長崎の活躍が光った。同点で迎えた6回1死二、三塁の好機で打席が巡ってきた。「ここで打たないと。絶対打ってやろうと思っていました」。内角直球を振り抜くと打球は中前へ。勝ち越しの2点適時打となり、この回6連打で一挙7得点と打線の口火を切る大きな仕事を果たした。

 2年生の時に比べ、体は格段に大きくなった。54キロだった体重は66キロ前後と約12キロ増。米はもちろんのこと、餅や和菓子などを積極的に摂取し、多い日には1日5食の食生活を送った。 技術面も改善した。

冬場からトレーナーの園田翔氏の指導を受けるようになった。打撃ではボールを捉えるポイントが前になり、体が開くくせがあったが、やや後ろにポイントを置く意識を教わった。「(バットの)芯で捉えられるようになったし、強い打球を打てるようになりました」と確かな手応えを感じている。 決勝進出を懸けた次戦は旭川大雪Bと対戦する。「どんな形でもいいから、塁に出てチームを盛り上げたい。今年こそは全国に行くとみんなで決めたので、一試合一試合必死でやっていきます」とリードオフマンは力をみなぎらせた。

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