東京六大学野球春季リーグ戦第5週 第2日▽東大8―5法大(10日・神宮)

 東大が法大に連勝し、2017年秋以来となる勝ち点を挙げた。春のリーグ戦での勝ち点は、1997年に立大から挙げて以来29年ぶりで、法大からは1953年以来73年ぶり。

さらに春の法大戦で2戦連勝の勝ち点奪取は、1928年以来98年ぶりという記録づくめの勝利となった。

 好打者がそろう法大打線に、東大が打ち勝った。初回に2点、3回に1点を失う嫌な流れだったが、2回に1点、3回には長谷川優(2年=新潟明訓)のリーグ戦1号となる左越え2ランで同点に追いついた。さらに4回には3番・秋元諒(3年=市川)が2死二、三塁から左翼へ2点二塁打を放って勝ち越しに成功した。

 東大打線の勢いは止まらず、5回にも3本の安打を集めて2点を追加。7回にも1点を追加した。投手陣は4回以降、法大に反撃を浴びながらも逃げ切った。13安打8得点で打ち勝って連勝を決め、今年のスローガン「勝撃(しょうげき)」を体現。チーム一丸でつかんだ9年ぶりの勝ち点となった。

 試合後、大久保裕監督(68)は「長かったですね、9年かかりました。今年は春はなかなか勝ち点を取るのが難しいので、秋に何とか取ろうと。そのために春に1勝と言ってきたんですが、春に勝ち点が取れたので本当に誤算というか。

一応の目標は達成できたので安心しています」と感慨深げ。23日からは最終カードとなる立大戦を残しており、「神宮球場に“勝撃”を与えられたんじゃないかなと思います。もう一つ(勝ち点を)取って、最下位脱出を次は狙っていきたい」と力を込めた。

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