◆ファーム・リーグ 日本ハム2―3楽天(13日・鎌ケ谷)

 楽天・前田健太投手(38)が13日、ファーム・リーグの日本ハム戦(鎌ケ谷)に先発し、7回5安打1失点と好投した。7日に出場選手登録を抹消されてから初登板。

今季最多の104球を投じて、7三振を奪った。

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 最後まで研ぎ澄まされていた。2点リードの7回1死一塁。前田健はギアを上げた。「最後だったので、ちょっと力を入れた部分はありました」。郡司をスライダー、さらに西川はスプリットで連続三振。今季最長となる7イニングを投げきった。

 尻上がりに安定感が増した。2回に先制点を与えたが、中盤以降に修正していきながら3回からは無失点投球。「序盤は丁寧に投げようとしすぎていたので、大胆に、初球からどんどん打ってもらえるような感じで投げた。入りはアバウトでいいかなという感覚で投げてました」。ゾーン内で思い切って攻めていった結果だった。

 球数は今季最多の104球。「100球以上しっかり投げられて、体力的にも全然落ちる感じはなかったのは収穫。(球数を)投げられるところもちゃんと見せることができたと思う」。スタミナの不安はない。中盤以降も球威は衰えなかった。

 11年ぶりにNPBに復帰したが、1軍では4登板で0勝2敗、防御率4・41。白星はまだない。前回登板の6日の日本ハム戦(楽天モバイル最強)では5回3安打1失点。「状態や投げてるボール自体は悪くないので、あとはもうちょっと細かい部分を詰めながら。今日みたいに長いイニング投げられるようにしないといけない」。日米通算165勝右腕が本領を発揮するべく準備を進めている。

    (宮内 孝太)

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