東都大学野球春季リーグ戦最終週第2日▽国学院大6―1青学大(20日・神宮)

 「勝ち点を挙げた方がV」となる直接対決で、国学院大が青学大に勝利。全5校から勝ち点を奪う完全優勝で、7季ぶり5度目のVを成し遂げた。

熾烈な優勝争いが展開され、「戦国東都」の異名を持つハイレベルなリーグで6連覇中と尋常ならざる強さを誇った青学大を止め、史上初の7連覇を阻止した。

 0-0の5回。国学院大打線はそれまで好投していた先発サウスポーの田端竜也(2年=九州国際大付)を攻略。1死から2安打と四球で満塁のチャンスを作ると、4番の田井志門外野手(4年=大阪桐蔭)が右前2点適時打を放ち、先制した。

 国学院大はなおも攻撃の手を緩めず、青学大の2番手右腕・盛田智矢投手(3年=報徳学園)に襲いかかった。1死満塁から、6番の石野蓮授外野手(3年=報徳学園)が、左中間席中段に満塁本塁打をたたき込み、一挙6点のビッグイニングとした。石野蓮にとっては、報徳学園の同級生からのグランドスラムだった。

 「新・国学院大」をスローガンに、打撃を強化して迎えた春。7日の亜大3回戦でチーム本塁打が18本となり、シーズン最多記録を更新した。結果的に21本まで増え、破壊力でライバルの5校に打ち勝った。人情派指揮官・鳥山泰孝監督(50)の執念が結実し、“青学1強”にピリオドを打った。

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