オークスも1番人気で決まるのだろうかー。今年のJRA・G1は、初戦のフェブラリーSで2番人気のコスタノヴァが勝利を飾ったが、春のG1シリーズ開幕戦の高松宮記念(サトノレーヴ)から先週のヴィクトリアマイル(エンブロイダリー)までの7戦すべてで1番人気馬が勝利。

オークスも1番人気馬が勝てば、グレード制を導入した1984年以降ではJRA・G1で初めて1番人気馬が8連勝となる。

 春の牝馬クラシックは、1600メートルの桜花賞から2400メートルのオークスへ距離が一気に800メートルも延長。どの馬にとっても未経験の距離で判断材料に乏しく、直近5年に限ると23年リバティアイランドの1勝だけだが、過去10年では1番人気が6勝をマークしているように人気の信頼度が高いレースでもある。

 1番人気の支持率で見ると、信頼度の基準が見えてきそうだ。単勝の支持率が30%以下の馬は3頭。桜花賞に出走せず忘れな草賞をステップに制したラブズオンリーユーは19・9%で優勝しているが、サークルオブライフ(12着)は24・5%、エンブロイダリー(9着)は24・2%だった。白毛のアイドルで爆発的な人気を博したソダシ(8着)を除けば、ステレンボッシュが34・3%で2着と連対したことを考えると、やはり30%が最低でも連対するか否かの指標になってくるかもしれない。

 今週の1番人気候補は、桜花賞を制して史上18頭目となる春の牝馬2冠を狙うスターアニス(牝3歳、栗東・高野友和厩舎、父ドレフォン)か、トライアルのフローラSを快勝したラフターラインズ(牝3歳、美浦・小笠倫弘厩舎、父アルアイン)が有力になりそう。1番人気馬が史上初の8連勝を達成するのか、それとも波乱が起きるのか。

★JRA・G1での1番人気馬の実施機会最多連勝記録

<1985年秋からの7連勝>

菊花賞    ミホシンザン

マイルCS  ニホンピロウイナー

ジャパンC  シンボリルドルフ

朝日杯3歳S ダイシンフブキ

阪神3歳S  カツラギハイデン

有馬記念   シンボリルドルフ

桜花賞    メジロラモーヌ

<2020年秋からの7連勝>

スプリンターズS グランアレグリア

秋華賞      デアリングタクト

菊花賞      コントレイル

天皇賞(秋)   アーモンドアイ

エリザベス女王杯 ラッキーライラック

マイルCS    グランアレグリア

ジャパンC    アーモンドアイ

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