右鎖骨骨折から日本ダービー・G1(5月31日、東京競馬場・芝2400メートル)での復帰を目指す岩田康誠騎手=栗東・フリー=が5月23日、滋賀県の栗東トレセンで調教への騎乗を再開した。コンタクトを取ったのはもちろん、ダービーでも手綱を執るアスクエジンバラ(牡3歳、栗東・福永祐一厩舎、父リオンディーズ)。

超速復帰へ向け、大きな一歩を踏み出した。

 迷いはない。岩田康騎手が“戦場”へ戻ってきた。17日にCWコースで追い切って以来、6日に体感した相棒の背中。角馬場で入念に乗り込んだ後、ゆったりとしたキャンターで呼吸を合わせるように2周走らせた。

 「気持ちよかった。馬の上が一番いい。つくづく思う」と笑みが絶えない。その思いは当然、ずっと一緒に歩いてきたエジンバラと一緒だから強くなるもの。「待ってくれてていたじゃないけど、俺に対して一目置いてくれているんじゃないかな」。患部には痛みがなく、騎乗後も落ち着いた表情で振り返った。

 明日の24日は本番の東京コースと同じ左回りになるCWコースで追い切りを行う。

「明日が一番大事。どこまで調整できるか」と十分に負荷をかける予定。入魂のコンタクトでパートナーを、そして自らを頂点の状態へ持っていく。

編集部おすすめ