◆米大リーグ フィリーズ0―1ガーディアンズ(22日、米ペンシルベニア州フィラデルフィア=シチズンズバンクパーク)

 フィリーズのクリストフェル・サンチェス投手(29)が22日(日本時間23日)、5回終了時点で2安打無失点、5奪三振の好投を見せて34回3分の2連続無失点となり、1920年以降のフィリーズ新記録をマークした。サンチェスは8回まで4安打無失点で投げ、連続イニング無失点を「37回3分の2」にまで伸ばした。

 左腕のサンチェスは21年にメジャーデビュー。23年までの3年間は計6勝に終わっていたが、24年に11勝を挙げてブレイクすると、昨季は13勝5敗、防御率2・50でサイ・ヤング賞投票で2位に入るなど、チームのエースに成長した。

 今季も開幕から圧巻の投球を披露。4月30日(同5月1日)の本拠地・ジャイアンツ戦の2からは1点も失っておらず、5月に入ってからは8、7、9回を無失点で抑えて無傷の3連勝と勢いに乗っている。16日(同17日)の敵地・パイレーツ戦では6安打13奪三振で完封勝利を挙げた。この日の試合前の時点で5勝2敗、防御率はリーグトップの1・82だった。

 この日は援護がなく試合に敗れて勝敗はつかず、4登板連続の白星とはならなかった。それでも防御率は1・62となった。

 日本人史上初のサイ・ヤング賞を狙うドジャース大谷翔平投手(31)にとっても強力なライバル。前日21日(同22日)にMLB公式サイトが発表した投手の格付け「投手パワーランキング」ではサンチェスが1位で、大谷が4位だった。ナ・リーグのサイ・ヤング賞争いでは、サンチェスだけでなく、スキーンズ(パイレーツ)やセール(ブレーブス)の同賞受賞経験者、成長著しい24歳のミジオロウスキー(ブルワーズ)らもしのぎを削っており、超ハイレベルな争いが早くも繰り広げられている。

編集部おすすめ