巨人の山口寿一オーナーが26日、阿部慎之助前監督の辞任を受け、報道陣に取材対応した。

 冒頭で自ら「この度は大事な公式戦のさなか、セパ交流戦の直前にこのように重大な不祥事を起こしまして、ファンの皆様と全てのプロ野球関係者の皆様に深くお詫びを申し上げます。

誠に申し訳ございませんでした。今朝、阿部前監督と本社で会いまして、事実を確認しました。確認した内容は球団から発表しましたけども、改めて申し上げますと、昨日の午後6時頃、自宅で長女と次女が言い争いになり、2人でケンカを始めてしまったために阿部前監督が止めに入った際、長女から言い返されたと。それでついかっとなってしまって、長女の方の襟元をつかんで投げ飛ばすようにして倒したというのが暴行の内容ということでした。それで長女の方がその後、チャットGPTに聞いてみて児童相談所への通報を促されたことから児童相談所に通報し、そこから連絡を受けた警視庁渋谷警察署が前監督の自宅を訪れて現行犯で逮捕し、未明に釈放に至ったと。という経緯でありました。それで、阿部前監督からは『巨人の監督の名を汚してしまったと、誠に申し訳ない』ということで、辞任の申し出がありました。涙ぐんでましたね本人はね。ただ、暴力は許されないことであって、私も監督を続けることは許されないと考えておりましたので、その辞任を受け入れたという経緯です。今後のことは橋上コーチに監督代行をお願いしまして、橋上コーチには実は昨夜のうちに私から監督代行をお願いしたいということをお願いしてあります。以上でありまして、誠に申し訳ありませんでした」と話した。

 その後の一問一答は以下の通り。

 ―会見で娘さんの手紙もあったが、オーナーからしても辞任は避けられないと

「そうですね。娘さんが書かれた手紙は私も読みまして、そこに書かれている内容が事実、その通りであろうと私は考えておりますけれども、だからと言って暴力を振るったと、そして逮捕されたという事実が消すことができない。ということであればですね、監督の暴力というのは非常に重い出来事でありますので、辞任は避けられないと考えました」

―阿部監督の今後の球団との関わりは

「辞めてもらったので今は何もないですよね。当分何もないですよね。この先のことは何とも言えないですけれども、今後の予定については全く何もないですね」

―橋上監督代行はシーズン最後まで続ける

「そうですね。そのように私からお願いしましたけどね。数か月休んで戻れるということはあり得ないと昨夜のうちに考えましたので、その旨、橋上さんにも伝えて、最後までというつもりで受けていただきたいと言いました」

―代行という形で最後まで

「そうですね」

―後任の監督の人選は

「いやそれは全く白紙です」

―選手たちには

「今日、東京ドームでの試合前にミーティングに私も行こうと思ってますけれども、それぞれ動揺はあるかもしれませんが、ともかく試合の一投一打に集中してほしいということを言うつもりです」

編集部おすすめ