◆米大リーグ ドジャース―フィリーズ(29日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)

 ドジャース・大谷翔平投手(31)が29日(日本時間30日)、本拠地・フィリーズ戦に「1番・DH」で先発出場し、4点リードの5回2死走者なしで迎えた3打席目は中前打を放ち、5試合ぶりのマルチ安打をマークした。

 2戦連発となる10号にも期待がかかる一戦。

初回先頭の1打席目は外角低めのカーブにバットが空を切り、空振り三振に倒れ、本拠地からはため息が漏れた。だが、直後の2死から3番フリーマンが左翼ポール際にソロを放り込み、先制に成功した。

 2点リードの3回1死走者なしで迎えた第2打席。カウント1―0からの2球目、右腕ウィーラーのスプリットを捉えると、打球速度99・9マイル(約159・3キロ)で右翼ブルペンに飛び込んだ。2試合連続となる10号で、6年連続の2ケタ本塁打を達成。イチロー松井秀喜に次いで日本人史上3人目となる通算700打点に到達した。リーグトップ21本塁打で独走するシュワバーの目の前で飛び出した大谷の衝撃アーチに、本拠地は熱狂の渦に包まれた。

 休養日を挟んで迎えるフィリーズとの3連戦。大谷は27日(同28日)のロッキーズ戦では「1番・投手、指名打者」で出場し、投げては6回無安打1失点、7奪三振の好投で5勝目(2敗)を挙げて、防御率が規定投球回未到達ながら0・82となった。打っても初回先頭、菅野智之投手(36)から9号を放ち、決勝打となる先制点をたたき出した。試合後には「(状態は)ちょっとずつ上がってきている感じ。あとは角度がつけば、(スタンドに)入るような打球がもっと増えるのかな。

スイングスピード、打球速度ともにいい傾向」と手応えを口にしていた。

編集部おすすめ