東京六大学野球春季フレッシュトーナメント第1日 Bブロック▽明大5―3早大(2日・神宮)

 早大が明大に敗れ、黒星スタートとなった。昨春のセンバツで優勝した横浜の主将・阿部葉太外野手(1年)は、「3番・中堅」で先発出場し、2打数無安打2四球だった。

 阿部は今春リーグ戦で、早大の1年生では25年ぶりとなる春の初戦で1番打者として起用されたスーパールーキー。しかし、2月に左のふくらはぎと太もも裏の2か所を肉離れし、オープン戦で調整ができなかった影響もあって11試合の出場で打率1割8分6厘にとどまった。小宮山悟監督(60)は開幕から我慢して1番起用を続けたが、リーグ戦終盤にはスタンから外れ、チームも勝ち点1の5位に終わっていた。

 試合後の阿部の主なコメントは以下の通り。

 ―リーグ戦を終えて感じていることは。

 「すごく悔しい結果に終わりましたし、チームとしても5位というところで終わってしまった。その中でも全試合ベンチに入って得たものはあるので、また秋、今度はチームの力になれるように夏にしっかりと練習をして、秋のリーグ戦をまた迎えたいと思っています」

 ―リーグ戦で感じた課題は。

 「まずはけがをしない。いかに全力でプレーができるかが大事だと思う。シーズン前にけががあり、そこからちょっと(患部を)気しながらのプレーだったので、思うようにできなかった部分がある。しっかりけがをしない体を作っていくことが、まず大事だと思いました」

 ―フレッシュトーナメントでの課題は。

 「今は打撃フォームなどもリセットしなきゃいけないと思っている。

とにかく思いついたことをやることを意識しています。形にとらわれるのではなく、『こうしたらいいんじゃないか』と思いついたことを、どんどんやっていくことはすごく大事にしています」

 ―リーグ戦中の打撃フォームで課題に感じていた部分とは。

 「タイミングもそうですし、変化球の精度が上がる中で、ボール球の見極めもしなければいけない。それをできるフォーム、練習をしていかないといけないなと思いました」

 ―具体的に試していることは。

 「今まではノーステップとかでやってきましたが、そこを変えていったり、変えなかったりとか、いろいろやってます」

 ―高校時代に築いたものを変えていかなければいけないと気付かされたということか。

 「そうですね。バットも金属から木製になっているので、今までのスタイルを変えていきたい。秋まで時間があるようでないですけど、またしっかりとリセットしていきたいなと思います」

 ―小宮山監督が起用を続けたことをどのように受け止めているか。

 「あれだけ結果が出なくても、最後の方まで粘ってスタメンで使っていただいたことは、何かしらの意図があると思う。春のリーグ戦を経験して、一気に成長できたというシーズンにしたいと思っているので、秋はチームの優勝に貢献できるように頑張りたい」

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