巨人の戸郷翔征投手(26)が長嶋茂雄さんの一周忌にあたる3日のオリックス戦(東京D)で今季3勝目を目指して先発する。2日は東京Dでキャッチボールなどで最終調整を行った右腕は「長嶋さんには本当にいろんな言葉をかけてもらって、何度も激励に来てくださった。

体が悪い中でもジャイアンツを励ましてくださっていたことは選手もわかっていることですし、こういう日に投げられることは光栄に思います。なんとか勝利をもたらすことができればと思います」と意気込んだ。

 初めて開幕投手を務めた24年の開幕戦など、長嶋さんにはたびたび言葉をかけられてきた。「何度も『ジャイアンツは勝たなきゃいけない存在だ』と言われてきた。本当に勝利にこだわりを持って、一勝の重みを語ってくれた」と思い返す。今季初勝利から2連勝中とエースらしい姿を取り戻しつつある背番号20も、ミスターの言葉を胸に勝ちにこだわる。

 「FOR3VER 6.3~長嶋茂雄~」と題して開催される特別な一戦。一方で「どんな日でも特別な日だと思う。東京ドームで僕らは何試合も投げていますけど、こうやって足を運べる人が年に1回の人も、人生で最後の日になるかもしれない。もちろん特別な日ですけど、僕のやることはチームを勝たせること。それは変わらない」。長嶋さんのようにジャイアンツを愛するファンのためにも、白星を挙げる。

(水上 智恵)

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