◆米大リーグ ブルージェイズ6―4オリオールズ(6日、カナダ・トロント=ロジャーズセンター)

 ブルージェイズの岡本和真内野手が、本拠地・オリオールズ戦に「7番・三塁」でスタメン出場し、渡米後最長となる3試合連続マルチ安打を達成した。0―1で迎えた2回一死一、三塁から左前同点適時打を放ち、続く3回の第2打席で左前打を記録。

4打数2安打1打点1三振で打率は2割3分5厘。これで、5戦連続安打&13戦連続出塁。今月は5試合で4度の複数安打をマーク。安打量産モード突入だ。

 トロントの気候が上がり、岡本のバットが打ち出の小槌と化した。相手先発ブラディッシュとは、先月31日の敵地戦以来6日ぶりの再戦。岡本は1点を追う2回1死一、三塁で迎えた第1打席で直球を左前に弾き返し、同点タイムリーを記録すると、4―1で迎えた3回2死一塁での第2打席は、外角へ落ちるスライダーを、体勢を崩しながら捉える。最後は左手一本で左前に運ぶ技あり打だった。「振ってしまう時もありますし、打てるときもあります。ずっといい結果っていうわけでもないんで。打てるようにやっていきたいと思います」と岡本は淡々と振り返った。

 この一打で一、二塁とし、続くヒメネスが右前打で続くと、走塁で頭脳的判断が光った。

相手右翼手の三塁送球をみて、三塁へ進塁していた岡本は二塁へ戻り、挟殺プレーを誘発。二塁走者が悠々と本塁生還し、「無理やり行きましたね。よりホームがセーフになる確率を増やした方がいい」。フォア・ザ・チームの走塁で、貴重な追加点をアシストした。

 ブレーブス3連戦を挟み、オリオールズと短期間で再対戦となった同カード。前回対戦で無安打だったヤング、ブラディッシュと続けて先発陣を打ち崩して、しっかり”リベンジ”。この先、多く対戦が予想される同地区の先発陣に対し、短期間での適応力の高さをみせつけたが、「どうですかね。打てる時もあれば、打てない時もあるっていうところでは、変わりないと思います。今回打ったから、次打てるのかと言われたら、打つ気ではいますけど、そうできないのが、野球でもありますし」と一喜一憂していない。ここに来て打撃の調子は急上昇。5試合連続安打。13戦連続出塁で、今月は5試合で4度のマルチ安打を達成し、安打量産モードになっている。

5月23日に2割1分3厘だった打率も、2割3分5厘まで上昇した。

 2試合連続でドームの屋根が開いた本拠地には、チケット完売の4万1868人の観客が詰めかけた。「気持ちいいなと思います。また違う球場でやっているみたいで」と青空の下、快音を響かせた岡本。このまま、上昇気流をキープする。

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