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きょう17日(月:海の日)も、各地で危険な暑さが続く見込み。屋外のレジャーは、普段以上に万全な熱中症対策が必要。

屋内でも、冷房の適切な使用とこまめな水分補給を。

広く猛暑日 名古屋は38℃予想

きょう17日も危険な暑さ 40℃に迫る所も 普段以上に万全な熱中症対策を

きょう17日(月:海の日)も、日中は広い範囲で晴れる見込みです。強い日差しが照りつけて気温がグングン上がり、九州から東北南部にかけて、広く猛暑日(最高気温が35℃以上)となる見込みです。予想最高気温は、名古屋で38℃、東京都心で37℃など、関東や東海では体温超えの危険な暑さとなり、内陸部では40℃に迫る所もあるでしょう。

熱中症警戒アラートが、1都2府29県(福島県茨城県栃木県群馬県埼玉県千葉県、東京都、神奈川県富山県石川県山梨県長野県静岡県愛知県三重県滋賀県京都府大阪府兵庫県和歌山県島根県広島県徳島県福岡県佐賀県長崎県熊本県大分県、宮崎県、鹿児島県(奄美地方を除く)、沖縄県(八重山地方))に発表されています。

広い範囲で熱中症「危険レベル」

きょう17日も危険な暑さ 40℃に迫る所も 普段以上に万全な熱中症対策を

熱中症情報をみますと、東北南部から九州にかけて、最も上のランクである「危険」レベルの所が多くなっています。


屋外でのレジャーなど予定されている場合は、普段以上にこまめな休憩と水分補給を行い、大量に汗をかいたら適度に塩分も補給するなど、普段以上に万全な熱中症対策が必要です。
屋内でも、冷房を適切に使用して、喉が渇く前に水分補給をするなど、対策をなさってください。

熱中症警戒アラート発表時 とるべき行動は

きょう17日も危険な暑さ 40℃に迫る所も 普段以上に万全な熱中症対策を

熱中症警戒アラートが発表された所では、熱中症にならないよう、積極的にとるべき行動が5つあります。

①外出はできるだけ控え、暑さを避けましょう。熱中症を予防するためには、暑さを避けることが、最も重要です。不要不急の外出は、できるだけ避けてください。

屋内では昼夜を問わず、エアコンなどを使用して、部屋の温度を調整しましょう。

②屋外や、エアコンが設置されていない屋内での運動は、外での運動は、原則、中止や延期をしましょう。

③普段以上に、熱中症予防行動を実践しましょう。のどが渇く前に、こまめに水分を補給したり、なるべく涼しい服装を心がけたりしてください。

④熱中症のリスクが高い方に、声かけをしましょう。高齢者や子ども、持病のある方、肥満の方、障害のある方などは、熱中症にかかりやすいため、「夜間でもエアコンを使う」「こまめな水分補給を心掛ける」など、周りの方が声をかけてください。


⑤暑さ指数(WBGT)を確認しましょう。暑さ指数は、時間帯や場所によって、大きく異なります。環境省熱中症予防情報サイトなどで確認して、暑さ指数を行動の目安にしてください。

熱中症 応急処置のポイント

きょう17日も危険な暑さ 40℃に迫る所も 普段以上に万全な熱中症対策を

頭痛やめまいなど、熱中症かなと思う症状がみられたら、すぐに応急処置をすることが大切です。応急処置のポイントは、主に次の3つです。

① まずは、涼しい場所へ移動しましょう。

冷房の効いた部屋や、屋外では風通しのよい日陰で、できるだけ早く、体を冷やしてください。

② 衣服を緩めて、体から熱を逃がしましょう。体温を下げるためには、冷やした水のペットボトル、氷枕などを使って、両側の首筋や、わきの下、足の付け根を冷やすと効果的に体温を下げることができます。

③ 水分と塩分を補給しましょう。冷たい水を、自分で持って飲んでもらうと、体にこもった熱を奪うだけでなく、水分補給もできます。また、経口補水液やスポーツドリンクを飲めば、汗で失われた塩分も適切に補えます。
ただ、吐き気を訴えたり、意識がなかったりするなど、自分で水分を摂ることができない場合は、口から水分を補給するのは禁物です。すぐに病院へ運んでください。