オリギ、ヒメネス、エンクンクら近年のミランは失敗補強が多すぎ...の画像はこちら >>

オリギはミランで戦力にならず photo/Getty Images

モドリッチ、ラビオはヒットだったが……

今季よりマッシミリアーノ・アッレグリが指揮官に復帰し、現在セリエAの4位につけるミラン。スクデット獲得とはならなかったが、ひとまず欧州カップ戦出場権を獲得できれば成功のシーズンと言えるだろうか。



ただ、来季へ的確な補強は必要だ。今季はベテランMFルカ・モドリッチ、MFアドリエン・ラビオの獲得はヒットしたが、近年のミランは補強の失敗が目立つ。

伊『Gazzetta dello Sport』がまとめているが、2022-23シーズンはクラブ・ブルージュから3750万ユーロを費やして獲得したFWチャールズ・デ・ケテラエルだ。現在所属するアタランタではまずまずの結果を残しているが、ミランでは全くの期待はずれだった。

シャルケから1280万ユーロで獲得したDFマリック・ティアウはその後3500万ユーロでニューカッスルへ売却しており、資金的にはプラスだった。しかしティアウがミランで見せていたパフォーマンスレベルには納得できないか。

そして最大の失敗となったのがフリーで加えたFWディボック・オリギだ。ミランではまるで戦力にならず、高額なサラリーを負担するだけの日々が続いてしまった。

2023年はMFタイアニ・ラインデルス、FWクリスティアン・プリシッチなど成功例もあるが、FWノア・オカフォー、DFフィリッポ・テラチアーノらはあまり印象的ではなかった。MFルーベン・ロフタス・チークも好調時のパフォーマンスレベルは高いが、怪我で稼働率は良いとは言えない。

翌シーズンにはフェイエノールトからFWサンティアゴ・ヒメネスを3020万ユーロで獲得したが、これは今のところ失敗だ。目玉補強の1つではあったが、結果は出ていない。


他にもDFエメルソン・ロイヤル、FWアルバロ・モラタ、FWジョアン・フェリックスらもフィットせず。最大の成功例はザルツブルクから1850万ユーロで加えたDFストラヒニャ・パヴロビッチで、アッレグリの指導でパヴロビッチは着実に成長している。

昨夏もFWクリストファー・エンクンク(3600万ユーロ)、MFアルドン・ヤシャリ(3400万ユーロ)、DFペルビス・エストゥピニャン(1700万ユーロ)、冬に加えたFWニクラス・フュルクルクも結果は出ていない。

近年は全体的に納得できる新戦力が少なく、来季へ市場での成功が絶対の条件になる。これ以上目利きの失敗は許されないが、今夏こそ効果的な動きができるだろうか。

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