2026年8月10日、韓国メディア・中央日報は仁川国際空港公社が空港内で生活するホームレスに対して退去措置を取ったと報じた。
記事によると、仁川空港公社は最近、空港内で寝泊まりしているホームレスの荷物に退去命令書を取り付けた。
記事は「背景には韓国を襲っている記録的な猛暑がある」と説明。最近は暑さを避けるため仁川空港で過ごすホームレスが増加し、第1・第2ターミナルを合わせると、普段の数十人程度から多い時には約200人に達したという。退去措置に不安を感じた一部の人は、支援団体を通じて緊急の住居支援を受けたとされる。
これについて、韓国のホームレス人権団体「ホームレス行動」は、「仁川空港公社は拙速な退去措置を中止し、公共機関としての責任を果たすべきだ」と主張。また、路上生活者を支援する体制の整備が十分に進んでいないとして、仁川市にも支援体制の構築を求めている。同団体は12日、仁川空港で退去措置の中止を求める記者会見を開く予定だという。
このニュースに韓国のネットユーザーからは、「猛暑の中でただ追い出すだけでは解決にならない」「まず安全な場所を確保してから退去を求めるべきだ」「空港をホテル代わりにするのは問題だが、行き場のない人を追い出すだけでは何も変わらない」「行政が代わりの住居や支援策を用意する必要がある」「ホームレスかそうでないかは何で判断しているの?」といった声が寄せられた。
一方で、「空港は誰でも自由に生活できる場所ではない」「利用客の安全や衛生面も考慮する必要がある」「空港の利用に支障をきたすようにならないことが一番大切」「人権問題と施設管理の問題を分けて考えるべきだ」「空港も商売をしている場所。お金にならない人は追い出すのは当たり前だ」「人権団体が行き先を支援してあげればいい」などの声も見られた。(翻訳・編集/樋口)











