このほど上海で開かれた第28回ペットフェアアジアには、世界各地から2600社余りが出展し、規模は過去最大となりました。多くの海外バイヤーが会場を訪れ、中国製スマートペット用品を視察し、中国製ペット用品の海外進出が拡大しつつあります。

ペット用乾燥機やスマート給餌器から、AIを活用したさまざまなペット用品まで、ペットの飼育はますますスマート化しています。ペット関連消費も高度化しており、中国企業は相次いで研究開発への投入を拡大し、スマートペット用品の「高機能・高コスパな電子機器」への転換を進めています。スマート猫用トイレには400倍の光学顕微鏡が搭載され、排せつ物に異常を示す兆候がないか簡易的に検査できます。スマート給水器は水質をモニタリングし、異常があった場合には自動的に給水を停止します。スマート首輪は心拍数や呼吸数をリアルタイムで測定できます。

スマートペット用品は、よりきめ細かな消費者ニーズに対応する方向へと広がっており、ますます細分化・多様化する消費者のニーズに対応しています。その背景には、企業による研究開発への投資拡大があります。

中国東部の浙江省にある寧波税関の統計によると、今年上半期(1~6月)に申告を受け付けたペット関連用品の輸出額は前年同期比21.7%増の22億4000万元(約530億円)に達し、輸出の伸びが顕著となっています。

上海財経大学デジタル経済研究院の崔麗麗副院長は、「中国企業が海外のペット市場への進出に拍車をかける理由には、中国にある整備された成熟したサプライチェーンだけではなく、半導体チップやセンサーモジュール、構造部品から完成品の組み立て、スマートソフトウエアシステムの開発に至るまで、サプライチェーン全体を効率的に連携させる力があり、価格交渉力の面でも優位性がある」と述べました。(提供/CGTN Japanese)

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