北京郵電大学が主導して構築した世界初の学外向け軌道上試験サービスを提供する宇宙クラウドコンピューティングが軌道上でのコンピューティングサービスを常態的に提供し始めた。科技日報が伝えた。
この宇宙クラウドコンピューティングは、宇宙コンピューティングの軌道上サービスプラットフォーム、宇宙コンピューティングの地上局サービスプラットフォーム、宇宙コンピューティングの運営サービスプラットフォームから構成されており、衛星プラットフォーム、宇宙サーバー、地上局、地上データセンターの間におけるタスクの編成、コンピューティング能力の割り当て、データ計算、サービス提供などの各工程を連携させることで、複雑操作のエンド・ツー・エンドの自動化を実現し、ユーザーに対して、タスク申請、展開、運用、監視、結果の取得までをカバーする、コンピューティングサービスのライフサイクル全体を提供する。
この宇宙クラウドコンピューティングは三つの中核技術能力を確立した。第一に、独自制御可能でオープンかつ互換性のある「宇宙オペレーティングシステム(OS)」のエコシステムを構築し、1回限りの軌道上試験を、再利用・反復可能なプラットフォーム型サービスへの転換する。第二に、宇宙環境に対応したクラウドネイティブ・ソフトウェアの実行基盤を形成し、軌道上ソフトウェアの柔軟な展開、必要に応じた進化、長期的かつ安定した運用へのサポートする。第三に、衛星搭載ペイロードの協調スケジューリングを実現し、宇宙データの軌道上でのリアルタイム処理や衛星の自律的な意思決定への重要な基盤の提供する。
軌道上サービスの提供を開始して以来、この宇宙クラウドコンピューティングは安定して稼働しており、軌道上ビッグデータ計算、6G通信、分散ストレージなどの重点分野における軌道上試験を支援してきた。また、複数の重要度が混在するタスクの展開にも対応し、これまでに宇宙コンピューティングの利用を数百回実施し、100社を超えるユーザーにサービスを提供している。中国製のネイティブなソフトウェア・ハードウェアエコシステムを基盤として、大規模言語モデル推論のエネルギー効率は10トークン/ジュール(Tokens/J)に達し、宇宙コンピューティングサービスのカバー率は10%を超えている。(提供/人民網日本語版・編集/YF)











