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薬局ばかりが増えていってませんか

以前、コネタで「ドコモショップばかりが増えていく」記事を書いたが、同様に気になるのが、保険薬局の増殖ぶりだ。

なくなった店が何になるのかとガラスごしにのぞいていると、大きなカウンターが設けられ、「楽しげな飲み屋になったり?」と淡い期待をしてみると、そこに薬局が……というパターンが多い。
また、大病院の近くには保険薬局が隣り合っていたりすることも多いけど、これだけ増えて、商売になるんだろうかなどと、余計な心配までしたくなる。

そもそも「半径○km以内に○軒まで」とか、そういったきまりはないのだろうか。
社団法人日本薬剤師会に聞いた。

「保険薬局を建てるにあたっては、特に○km以内に何軒……といったきまりはないんですよ。大病院の前に何軒もあることも多いですが、問題はありません。ただし、開設するための条件としては、広さなどが薬事法の『薬局等構造設備規則』という省令に定められています」

具体的には「換気が十分であり、かつ、清潔であること」「常時居住する場所及び不潔な場所から明確に区別されていること」「面積は、おおむね一九・八平方メートル以上とし、薬局の業務を適切に行なうことができるものであること」「医薬品を通常陳列し、又は交付する場所にあつては六〇ルツクス以上、調剤台の上にあつては一二〇ルツクス以上の明るさを有すること」などなど、細かい取り決めがあるようだ。

それにしても、ずいぶん増えている印象があるけど、まだまだ足りないんでしょうか?と聞くと
「現段階では特に、国のほうでも薬局の数が不足しているか余っているかなどの調査は行っていません」

ちなみに、「保険調剤の動向(日本薬剤師会)より各年度2月調剤分」というデータから、保険薬局がどのくらいの勢いで増えているかを見てみると……。
昭和45年 20223
昭和50年 23997
昭和55年 27409
昭和60年 30095
平成元年 30968
平成5年  33421
平成10年 41251
平成15年 48182
平成16年 49040
平成17年 49564
平成18年 50525
と、着実に増えているのがわかる。

さらに、外来患者で投薬された患者のうち、院外処方箋が発行された割合を見ると、昭和45年の0.5%に比べ、平成18年は55.8%までに上昇している。

投薬の二重チェックという意味もあり、「医薬分業」がすすめられているなか、保険薬局の増加は当然のことともいえるわけだが……。

それにしてもハンパなく増えてます、保険薬局。
(田幸和歌子)

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