以前からコネタでも紹介し注目してきた、付箋を様々なポーズや形に切り抜いて作るミニチュア切り絵、“切りグラフ付箋”(詳細は既出のコネタ参照)。実は、その切りグラフ付箋が自分でもカンタンに作れる、型紙付きの書籍『ふせんで作るミニチュア切り絵』が発売していた!

著者はもちろん“切りグラフ付箋”の生みの親、エディトリアルデザイナー、killigraphとして活躍している瀬川卓司さん。
今回、本を作ることになったきっかけをうかがうと、「付箋の切り絵自体、書籍の企画を前提に考えていたので、最終的には本の形にしたいと考えていたのですが、それ以上に付箋の切り絵を作ることのほうが楽しくなっていって。活動しながら本の企画も少しずつ、あたためていました」と瀬川さん。

本書には、いろいろなポーズやモチーフの型紙が266点も収録されているので、好きなモチーフを選び、型紙に沿って切り抜くだけで、ミニチュア切り絵が手軽にできてしまう。切りグラフ付箋といえば、人型が基本にあるのだが、本書にはもちろん、基本の人型から、スポーツをする人、バレリーナ、兵隊、サムライなど、バラエティ溢れるポーズが紹介されている。さらに動物や乗り物のモチーフまで! 

瀬川さんによると、「今まで作ったものの中から選抜して、さらに作りやすいようにリデザインしました。今回のために作ったものも60点くらいあります」とのこと。それにしても、本当にすごい数! ミニチュアだから小さいのだけれど、ひとつひとつのポーズがイキイキしていて、存在感たっぷり。

本を作るにあたって、こだわった部分を瀬川さんに聞いてみると……。

「飾り方のアイデアなど、ただ、切り絵をつくるだけではなく、どうやって飾ると楽しめるか、というところまで盛り込んでいます。100円ショップなどで購入できる素材を使って簡単にできるテクニックも紹介しています」

たしかに、ただ切り抜くだけではなく、飾り方によってオリジナリティが出せるのも魅力だ。本書で紹介されている飾り方のテクニックや、ディスプレイ用アイテムの作り方は、とても参考になるはず!

来る8月21日、9月23日には、瀬川さん自ら講師となり、ミニチュア切り絵のワークショップを行うとのこと。子どもと一緒に参加して楽しむのもオススメ! 大人のほうがハマってしまうこと必至?!
(ちゃむ)

【告知】
ワークショップ ふせんで作るミニチュア切り絵
「切りグラフ付箋を作ってみよう!の夏休み」

8月21日(土)14:00~ @三省堂書店下北沢店
参加費:1500円

書籍の型紙のなかから、いくつか抜粋したモチーフを用意。
最初は簡単なものからスタートして複雑なものまで、段階を踏みながら作る予定。
カッターや付箋はすべて用意してあるので、手ぶらでOK!

※ お申し込みは、三省堂書店下北沢店 03-5738-0881 まで、お電話でご予約お願いいたします。

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ふせんのミニチュア切り絵 ワークショップ
「切りグラフ付箋とポップアップグリーティングの作り方」(仮)
9月23日(金・祝)16:00~18:00 @日本手芸協会 
参加費:2500円

ふせんのミニチュア切り絵の他に、その切り絵をグリーティングカードに使うなど、ふせんの切り絵にプラスしたアイテムもレクチャー。道具はすべてあるので手ぶらでOKです。

※ 以下、日本手芸協会のホームページ内、お申し込みフォームからのみ、参加申し込みを受付中ですので、詳しくは「お問い合わせ」フォームからお問い合わせください。
「お問い合わせ」フォーム:http://shugei.or.jp/contact/
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