2017年11月25日(土)から公開される映画『覆面系ノイズ』。公開に先立ち、10月24日(火)に完成披露試写会がおこなわれた。

登壇したのは、出演している中条あやみ志尊淳小関裕太真野恵里菜磯村勇斗杉野遥亮と、監督の三木康一郎だ。
映画「覆面系ノイズ」舞台挨拶こってりレポ。中条あやみ「面白くても面白くなくても面白かったって言って」
左から、三木康一郎監督、磯村勇斗、小関裕太、中条あやみ、志尊淳、真野恵里菜、杉野遥亮

共演者が褒めちぎる中条あやみの歌声



バンドを組んでいる高校生たちが、それぞれの片思いや音楽活動に向き合う姿を描く『覆面系ノイズ』。原作は「花とゆめ」で連載中の同名漫画だ。

主人公の有栖川仁乃(ニノ)を演じたのは、モデル、女優として活躍中の中条あやみ。劇中でin No hurry to shout;(通称:イノハリ)というバンドのボーカルを務めるため、半年間ボイストレーニングを受けて撮影に臨んだ。
映画「覆面系ノイズ」舞台挨拶こってりレポ。中条あやみ「面白くても面白くなくても面白かったって言って」
撮影中に「小関裕太に急に壁ドンをする」といういたずらをしていたことを暴露された中条あやみ

中条「ニノを演じるにあたって、声がすごく重要なものになると思い、ボイストレーニングを一生懸命がんばりました。音楽監修のMAN WITH A MISSIONさんを含め、色々な方に素敵な曲を書いていただけたので、見たら必ず感動する音楽になっていると思います。
自信あります!」
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ずっとニコニコと笑っていて、共演者を積極的に褒めていく姿勢が印象的だった小関裕太

ニノの初恋の相手である榊桃(モモ)を演じたのは「天才てれびくんMAX」(NHK)出身の俳優・小関裕太。

小関「完成したとき、曲を聴いてすごい鳥肌が立ちました! それを言いたくて……! 中条さんと一緒に試写を見て、歌声に感動して、その気持ちをその場で握手に込めました」
中条「嬉しい、ありがとう(笑)」
映画「覆面系ノイズ」舞台挨拶こってりレポ。中条あやみ「面白くても面白くなくても面白かったって言って」
「このメンバーでいじられることがなかったので、いじられると顔が赤くなっちゃう」と照れていた志尊淳

ニノの声に惚れ込み、ニノのために曲を作るイノハリのギタリスト・杠花奏(ユズ)を演じるのは、志尊淳。

志尊「僕たちが演じているときは、劇中でどういう風に音楽が鳴っているかがまだわからなかったんです。音楽が乗って完成した映像を見ると、僕も鳥肌が立ちました。ユズたちの感情の流れが曲にも流れていて、世界観がマッチしたと感じました」
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金魚柄のドレスを着た真野恵里菜。両隣の志尊、杉野の顔を覗き込むようにして熱心に周りの話を聞いていた

ニノが尊敬するほどのずばぬけた歌唱力の持ち主・珠久里深桜(みお)を演じるのは、かつてハロー!プロジェクトでソロ歌手として活動していた真野恵里菜。深桜はイノハリのユズに思いを寄せており、ライバルバンドのボーカルを務める。


真野「今作は、みんな楽器の経験がない中でつくりあげました。でも、初めてみんなと集合して音合わせをしたとき、監督に促されていきなりバーンと始まったのにすごい楽しかったんです。そういう青春を味わえたことが良かった」
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「僕は肉食系なので女性がいたら『メヒョー!』って行きますよ!」と女豹ポーズを決めたスベリ芸担当の磯村勇斗

ドラマ『ひよっこ』(NHK)では主人公の夫役に抜擢された磯村勇斗。磯村が演じたのは、イノハリのドラマーでありムードメーカーの黒瀬歩(クロ)役だ。

磯村「恋愛の物語ではあるんですけど、音楽の迫力や繊細な部分もたくさん描かれている作品です。真野ちゃんが言ったように、みんな楽器が初めての中で3曲の楽曲に挑戦しました。
最後のシーンに向けて一生懸命がんばったので、その熱量もぜひ楽しんでほしいと思います」
映画「覆面系ノイズ」舞台挨拶こってりレポ。中条あやみ「面白くても面白くなくても面白かったって言って」
真野に「(杉野は)可愛いって言われると顔が赤くなっちゃう」といじられ、照れていた杉野遥亮

イノハリではベースを担当する軽音部部長・悠埜佳斗(ハルヨシ)役は、杉野遥亮が演じた。劇中では金髪でオネエ言葉だが、舞台挨拶のときは黒髪だった。

杉野「青春を感じ取れる部分が多く、恋愛ドラマもあり。できあがった作品を見ると『こういう高校時代を送りたかったな』とか『こういう青春があったな』と懐古してしまう人もいると思います」
映画「覆面系ノイズ」舞台挨拶こってりレポ。中条あやみ「面白くても面白くなくても面白かったって言って」
真野のキャラクターや学生服姿がお気に入りの様子で、何度も真野に言及していた三木康一郎監督

2016年には恋愛映画『植物図鑑 運命の恋、拾いました』を大ヒットさせた監督・三木康一郎。
「場違いなおっさんが一人立っているという、そんな感じになっていますけれども」と自虐気味に笑っていたが、客席からは「監督ー!」と声援が飛び、とても愛されている印象だった。

三木「若い6人なので、無理に演技をさせるのではなく、この子たちが持っている若々しさや勢いを念頭に置きながら撮影しました。
6人の清々しいところをいっぱい頑張って撮ったつもりなので、ぜひ見て、色々なところで広めてもらえたらと思います。よろしくお願いします!」

フレンドリーな監督のもと、演者6人がワイワイと楽しそうにしていた。雰囲気が良くお互いに思いやり合っているような様子が伝わってくる。

サプライズ“恋愛タイプ”筆跡診断と『覆面系ノイズ』の魅力


後半は、「『覆面系ノイズ』の魅力を感じ一文字で表すと?」というお題に、俳優たちがフリップで回答。
中条あやみは「鼓」。
小関裕太は「響」。

志尊淳は「想」。
真野恵里菜は「音」。
杉野遥亮は「震」。
磯村勇斗は「叫」、という文字を書いていた。

司会「本作のテーマが『あふれそうな想いを隠したままボクたちは恋をする。』ということで、書いてもらった一文字をもとに、本当の気持ちを暴いちゃう“恋愛タイプ”筆跡診断をおこないます!」
映画「覆面系ノイズ」舞台挨拶こってりレポ。中条あやみ「面白くても面白くなくても面白かったって言って」
自分の字の小ささに「ムッツリって診断される気がする……」と苦笑いの中条

フリップの左端に小さく「鼓」と書いた中条は「甘えん坊タイプ」という診断。

共演者たちから「甘えん坊じゃなくて、いたずらっ子なんじゃない?」と指摘されると「確かに、小五男子って言われるんだよね」と笑っていた。

中条「この映画は、恋愛も音楽も見どころです。好きな人と距離が近くて心臓がドキドキするし、音楽もリズムを刻んでいるので、鼓動の『鼓』という字を選びました」
映画「覆面系ノイズ」舞台挨拶こってりレポ。中条あやみ「面白くても面白くなくても面白かったって言って」
「志尊の“志”と“想”の部首が同じで、普段からどう書いたらかっこいいか研究していた」という志尊

中条とは逆に、大きな文字で「想」と書いた志尊淳は「エネルギッシュなド根性タイプ」と診断された。「好きな人を射止めたら最後まで責任を持って守り抜くタイプでもある」と補足されると「合っていると思います」と満足気だった。

志尊「この作品は登場人物全員が片思いをしていて、自分の気持ちを相手に伝えられなかったり、どうやって伝えようか悩んで葛藤したりしています。僕がそれを見て感じたのは、想うことの大切さ。想うことがエネルギーになって、何かに繋がると思いました。想いを込めて、誰かの背中をポンと押せるような作品になっているんじゃないかと思いました」
映画「覆面系ノイズ」舞台挨拶こってりレポ。中条あやみ「面白くても面白くなくても面白かったって言って」
中条あやみ様のお手振り。映画『覆面系ノイズ』は2017年11月25日(土)より全国ロードショー!

最後に、主演の中条が代表して挨拶をした。

中条「完成披露の日を迎えられて、とっても嬉しいです。面白かったとしても、面白くなかったとしても、周りのみなさんに必ず『面白かった!』と宣伝してください(笑)。楽器も歌も、みんなで本当にがんばってできた作品なので、たくさんの人に見てほしい。よろしくお願いします!」

中条の「がんばって作ったから、たくさんの人に見てほしい」という素直な言葉が、BGMとして流れていた歌声と相まってとても胸に響いた。
劇場公開は11月25日(土)からだ。

(むらたえりか)

映画『覆面系ノイズ』
2017年11月25日(土)より全国ロードショー!
出演:中条あやみ、志尊淳、小関裕太、真野恵里菜、磯村勇斗、杉野遥亮、ほか
監督:三木康一郎
脚本:横田理恵、三木康一郎
音楽監修・プロデュース:MAN WITH A MISSION
原作:福山リョウコ「覆面系ノイズ」(白泉社「花とゆめ」連載)
主題歌:in No hurry to shout; 「Close to me」(ソニー・ミュージックレコーズ)
エンディングテーマ:MAN WITH A MISSION「Find You」(ソニー・ミュージックレコーズ)
配給:松竹
(c)2017映画「覆面系ノイズ」製作委員会