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「スカーレット」54話。喜美子と照子の「すりすり」が祭りなのだ

「スカーレット」54話。喜美子と照子の「すりすり」が祭りなのだ
連続テレビ小説「スカーレット」54話。木俣冬の連続朝ドラレビューでエキレビ!毎日追いかけます

(これまでの木俣冬の朝ドラレビューはこちらから)

連続テレビ小説「スカーレット」 
◯NHK総合 月~土 朝8時~、再放送 午後0時45分~
◯BSプレミアム 月~土 あさ7時30分~ 再放送 午後11時30分~
◯1週間まとめ放送 土曜9時30分~
「スカーレット」54話。喜美子と照子の「すりすり」が祭りなのだ

『連続テレビ小説 スカーレット Part1 (1)』 (NHKドラマ・ガイド)

第9週「火まつりの誓い」54回(11月30日・土 放送 演出・佐藤 譲)


えー、うそー、びっくり。

火まつりのクライマックスが見られるのかと思ったら、54回ではすでに火まつりが終わって、日常が戻っていた。

てっきり、師匠との別れや父との確執に悩んだ喜美子(戸田恵梨香)が火まつりの大きな炎を見て浄化され、再生する、そんなカタルシスが描かれるかと思っていたのだが……。

朝ドラのホームドラマ性をここは遵守し、あくまでも日常を大事に描くかのように、貴美子がなにか考えたことは静かに祈る場面(53回)に集約されただけだった。

まつりが終わりまだ暑さが続く、ある朝、常治(北村一輝)が起きてきて、喜美子をからかう。
あの晩、「出ていってくれ」と深刻な顔と声で言い放ったことは取り消せないが、ちょっと気まずく、でも家族の糸が切れたわけではないから、その糸をおずおずとたぐるように娘の様子を伺う父。
娘は娘で毅然としつつ、親と子の上下関係は最低限守りつつ、冗談でかわしながら対応する。

喜美子は常治の「出ていってくれ」の裏側をわかっている。常治は本心からそれを言ってない。情の面でも経済の面でもそんなこと言えないのだ、ほんとうは。でも言ってしまう父の弱さを娘は知って受け止めている。自分がいないと常治もこの家もだめになってしまうことがわかっているから、からかい半分に「水もひとりで飲めへんようなお父ちゃんを置いて誰が出ていけるか」と返す。

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「「スカーレット」54話。喜美子と照子の「すりすり」が祭りなのだ」の みんなの反応 3
  • 匿名さん 通報

    火鉢にスリスリ。てる子のお腹にスリスリ。喜美子が妊婦の横にいるとなぜか安心感あるね。産婦人科医でもなく、救命処置もできないし、ヘリも飛ばないのになんでやろね?もう一回もう一回スリスリ。

    4
  • 加山のハラスメント連発で朝から不快 通報

    賃上げの交渉過程が曖昧、体操よりもそこを映せよ。待遇改善は深野の進言、照子の口添えか。女だてらに、中卒で、養う妻子もいない、養う人を見つけろ等、不適切発言の加山を窘めた敏春は、果たして敵か味方か。

    1
  • 匿名さん 通報

    そもそも電気、ガス等の普及で火鉢の需要は無くなっていくと言ってるのに、あんな手間のかかるデザインを一人にやらせるとかめっちゃアホな社長やん。美術的価値もないのに高く売れるはずもなく給料上げて利益なし。

    1
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スカーレット

スカーレット

NHK「連続テレビ小説」第101作目のテレビドラマ。焼き物の里・信楽を舞台に、戸田恵梨香演じる陶芸家・川原喜美子の波乱万丈な人生を描く。共演に、松下洸平、北村一輝、富田靖子、中須翔真、西川貴教、大島優子ら。2019年9月30日~放映中。

2019年12月2日のレビュー記事

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