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「今日から俺は!!」再放送2話 清野菜名の聖子ちゃんカットは時代劇のマゲだ

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「今日から俺は!!」再放送2話 清野菜名の聖子ちゃんカットは時代劇のマゲだ
今日から俺は!!/バップ
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新型コロナ感染拡大の影響で、各テレビ局では過去の番組の再放送や再編集版、傑作選などが多く放送されている。

TBSにて、2018年10月〜12月にオンエアされた「今日から俺は!!」が再放送中だ。エキレビ!で本放送時に掲載した、沢野奈津夫氏によるレビューを再掲する(日付などは当時のまま掲載)。

橋本環奈と清野菜名の配役は合ってると思う


たぶんほとんどの原作ファンは、赤坂理子(清野菜名)と早川京子(橋本環奈)の配役に違和感を覚えていると思う。あまりにも清野菜名は京子っぽい顔をしているし、橋本環奈の背格好やクリクリな眼はすごくすごく理子にハマりそうだからだ。

だが、第2話を見てこれで合っていたのだと思い知った。

アクションの質の違い


理子は赤坂道場の娘で合気道の使い手。そこらのツッパリなら相手にならないほど強く、当然アクションシーンは多くなってくる。演じる清野菜名は、運動神経に定評があり、映画『TOKYO TRIBE』や『東京無国籍少女』など、数々の映画やCMでアクションをこなしてきた。

2話では、腕力で劣りながらも三橋(賀来賢人)相手に、身体全体を連動させて技を繰り出して対抗。その姿は派手でカッコよくて、何よりもキレイだった。蹴りを出した後も体幹はブレないし、動作と動作の間で身体をピタっと止める。涼やかな表情で戦うところも、その強さを物語っていた。赤坂理子として、清野菜名には説得力があった。

原作でそれほど戦うシーンが多かったわけではないだが、京子も強い。だが京子は格闘技をやっているわけではない。ただのスケ番だ。そうなると、技というよりは暴力と呼ぶにふさわしいアクションが合ってくる。2話では戦いというよりリンチに近かったが、自分がどう動いているのかすら把握する気もないような大雑把な蹴りや、コンビネーションという概念のない勢い任せの攻撃を橋本環奈は繰り出していた。

伊藤(伊藤健太郎)もそうだが、こういう場合はキレイな動きよりも、声と表情の圧の方が大事になってくる。少なくとも、格闘技ができる強い女と、格闘技ができないけど強い女の違いという観点では、配役が正しいように思える。

京子にとっては、伊藤とのラブラブシーンも重要も見せ場の一つ。原作では、背伸びして言いたいことが言えない伊藤の可愛らしさを強調が表現されているが、ドラマでは、2人の行き過ぎたラブラブカップル描写を選んでいるようだ。まぁその掛け合いの異常っぷりはもう見てもらうしかないのだが、橋本環奈の良い意味でのバカっぽさがちょうどいい。清野菜名の涼やかさは原作の京子にピッタリだが、ドラマの京子では、橋本環奈のバカっぽさがちゃんと生きている。

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