中国メディアの観察者網は24日、3月の中国から日本へのレアアース磁石の輸出量が9カ月ぶりに200トンを下回ったと報じた。
中国税関総署が20日公表したデータによると、3月の中国のレアアース磁石の総輸出量は5238トンで、前年同月比1.6%減だった。
記事は背景として「昨年末、日本の一部の政治家が台湾に関する不適切な発言を行い、中国側の強い反発を招いた」と説明。中国商務部が今年1月6日に日本向けの軍民両用(デュアルユース)品の輸出管理強化を発表し、2月にはさらに日本の20の企業・団体を輸出管理リストに追加したことを紹介した。
また、オーストラリアのレアアース企業・ライナスがマレーシアにある工場でサマリウムの量産を実現し、日本が中国の代替供給元として期待を寄せているとする一方、米ブルームバーグの報道を引用しながら「依然として中国への依存度は高く、特に高性能磁石に必要な重レアアースの供給ではその傾向が顕著」「日中関係の継続的な緊張が、日本のレアアース供給ひっ迫への懸念を一層強めている」などとネガティブな視点から伝えている。
さらに、中国側の輸出管理強化について中国外交部の毛寧(マオ・ニン)報道官が「完全に正当かつ合理的、合法である」と主張した上で、「中国は重要鉱物の世界的な供給チェーンの安定と安全を維持するという立場に変わりはなく、各国もまた建設的な役割を果たす責任があると考えている」と述べたことを伝えた。(翻訳・編集/北田)











