仏RFIの中国語版サイトによると、世界保健機関(WHO)は9日、ハンタウイルスの集団感染が疑われているオランダ船籍のクルーズ船「MVホンディウス」の約150人の乗船者全員を「高リスク接触者」と見なし、42日間の監視が必要との見解を示した。

AFP通信の報道として伝えたところによると、乗客・乗員約150人のうち6人の感染が確認され、さらに2人が感染の疑いがある。これまでにオランダ人夫婦とスペイン人女性の計3人が死亡した。

MVホンディウスは10日、スペイン領カナリア諸島のテネリフェ島に寄港して乗客と乗員が下船する予定。WHO感染症対応局長のマリア・バンケルコフ氏は、現在、乗船している人に症状は見られないが「下船するすべての乗客と乗員に対し、42日間の積極的な監視と追跡が推奨されている」とし、公衆およびカナリア諸島の人々に対するリスクは低いと強調した。

ハンタウイルスは通常、感染したネズミの尿、糞、唾液を通じて感染する。ウイルスの潜伏期間は最大6週間にわたるとされ、多くの国の保健当局が濃厚接触者の追跡調査を開始し、隔離や検査の実施準備を進めている。(翻訳・編集/柳川)

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