世界経済フォーラムが6月4日に発表したリポートによると、2025年と2026年には全世界が地政学上の緊張や経済安全保障への懸念、主要経済体(国と地域)の貿易関係の変化の影響を受けて経済の断片化が加速して、年間で2130億ドル(約34兆円)から3070億ドル(49兆円)の損失をもたらす見通しです。
リポートによると、関税の引き上げ、投資の規制、報復措置は米国、EU、カナダ、日本、韓国など従来からの経済体にますます大きな影響を与え、企業のコストを押し上げ、越境投資の不確実性を高めています。
リポートは、現在までの産業の断片化政策だけで世界のインフレ率を0.2~0.3ポイント上昇させ、住民の購買力を弱めると予想しました。
報道によると、新興市場と発展途上国が受ける打撃はとりわけ深刻で、極端なシナリオでは生産の損失は最高で10.7%に達します。
また、実質賃金の低下が最も顕著なのは米国であり、低技能労働者の実質賃金は0.33%、中技能労働者では0.49%、高技能労働者では0.66%低下すると見込まれます。同時に、他の主要経済体も同様に購買力低下圧力に直面するとみられます。(提供/CGTN Japanese)











